【四国八十八ヶ所】種間寺 第三十二番 高知県

【四国八十八ヶ所】種間寺 第三十二番 高知県

種間寺(たねまじ)は、高知県高知市にある寺院。山号は本尾山(もとおざん)。院号は朱雀院(すざくいん)と号する。宗旨は真言宗豊山派。本尊は薬師如来。

四国八十八箇所霊場の第三十四番札所。安産祈願の寺である。

本尊真言:おん ころころ せんだりまとうぎ そわか

ご詠歌:世の中にまける五穀(ごこく)のたねまでら 深き如来の大悲(たいひ)なりけり

納経印:当寺本尊、奥之院瑠璃光佛

歴史
寺伝によれば用明天皇在位(585年 – 587年)の頃、四天王寺を建立するため来日した百済の仏師が帰国の際に暴風に襲われてこの地に近い秋山の港に漂着、航海の安全を祈願して薬師如来刻んで本尾山頂に安置したのが起源であるという。その後、弘仁年間(810年 – 824年)に空海(弘法大師)が巡錫し、堂宇を建立し仏師が刻んだ薬師如来を本尊として安置して開基したといい、その際に唐から持ち帰った五穀の種を境内に蒔いたことから寺号が定められたという。

天暦年間(947年 – 957年)には村上天皇が藤原信家を勅使にして「種間」の勅額を下賜。土佐藩主からの信仰も得ていた。神仏分離令で廃寺となるが、明治13年(1880年)に再興される。

 

境内
本堂:本尊・薬師如来は毎年3月8日開帳される。脇侍の日光月光菩薩立像と不動明王立像はいつも見える。外陣前に大黒天(さわり大黒、ケヤキの寄木造、身丈100cm、全長150cmの大黒天像。2008年開眼)が鎮座。
大師堂:拝顔できる。
観音堂:子安観音
地蔵堂
水子地蔵

石鎚神社(祠)

種間寺ミニ八十八ヶ所:舟形石仏が軽打に並んでいる。
光明殿
鐘楼
石柱門を入ると鐘楼があり光明殿前から右に入ると、左に水子地蔵尊、右に庫裏・納経所があり、その先に大師堂が並ぶ。左手に地蔵堂、底の抜けた柄杓が子安観音を取り巻く堂があり、最も奥にコンクリート作りの本堂が建つ。

宿坊:なし
駐車場:70台、大型5台。無料。

重要文化財
木造薬師如来坐像:木造、漆箔、140.3cm、平安時代後期、大正2年8月20日指定
高知市指定有形文化財
木造薬師如来立像:一木造り、像高32.3cm、平安時代後期、昭和54年5月26日指定
石造手水鉢:高さ38cm直径55cm、延宝5年 (1677) 作、昭和56年12月4日指定

 

交通案内
鉄道
四国旅客鉄道(JR四国) 土讃線 – 朝倉駅 (7.5km)
バス
とさでん交通 「春野庁舎前」下車 (0.8km)
道路
高知県道279号甲殿広岡上線 種間寺前 (0.1km)

 

 

前後の札所
四国八十八箇所
33 雪蹊寺 — (6.3km)– 34 種間寺 — (9.8km)– 35 清瀧寺

 

 

 

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