【紫の花】あじさい 森の中の紫陽花

【紫の花】あじさい 森の中の紫陽花

アジサイは、アジサイ科アジサイ属の落葉低木の一種である。

紫陽花、八仙花、学名 Hydrangea macrophylla)

広義には「アジサイ」の名はアジサイ属植物の一部の総称でもある。

花の色がよく変わることから、「七変化」「八仙花」とも呼ばれる

 

 

狭義には品種の一つ H. macrophylla f. macrophylla の和名であり、他との区別のためこれがホンアジサイと呼ばれることもある。

原種は日本に自生するガクアジサイ H. macrophylla f. normalis である。

狭義のアジサイ(ホンアジサイ)は、日本で原種ガクアジサイから改良した園芸品種で、ガクアジサイに近い落葉低木[7]。6月から7月にかけて開花し、白、青、紫または赤色のがくが大きく発達した装飾花をもつ。ガクアジサイではこれが花序の周辺部を縁取るように並び、園芸では「額咲き」と呼ばれる。ガクアジサイから変化し、花序が球形ですべて装飾花となったアジサイは、「手まり咲き」と呼ばれる。

栽培は、梅雨期に主に挿し木によって繁殖させている[7]。日本、ヨーロッパ、アメリカなどで観賞用に広く栽培され、多くの品種が作り出されている。原産地は日本で、ヨーロッパで品種改良されたものはセイヨウアジサイと呼ばれる。変種のアマチャは稀に山地に自生するが、多くは寺院などで栽培されている[7]。また、漢方で用いないが、民間では薬用植物として利用できる。

なお、後述の通り本種は有毒植物であるため、園芸や切り花として利用する際には取り扱いに注意が必要である。

 

花(萼)の色はアントシアニンという色素によるもので、アジサイにはその一種のデルフィニジンが含まれている。これに補助色素(助色素)とアルミニウムイオンが加わると、青色の花となる[15]。従来は理論の域に留まっていたが、今般、実際にアジサイの花で直接確認された[16]

アジサイは土壌のpH(酸性度)によって花の色が変わり、一般に「酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」になると言われている(リトマス試験紙と逆なので注意されたい)。これは、アルミニウムが根から吸収されやすいイオンの形になるかどうかに、pHが影響するためである。すなわち、土壌が酸性だとアルミニウムがイオンとなって土中に溶け出し、アジサイに吸収されて花のアントシアニンと結合し青色を呈する。逆に土壌が中性やアルカリ性であればアルミニウムは溶け出さずアジサイに吸収されないため、花は赤色となる[17]。したがって、花を青色にしたい場合は、酸性の肥料や、アルミニウムを含むミョウバンを与えればよい[18]。同じ株でも部分によって花の色が違うのは、根から送られてくるアルミニウムの量に差があるためである[19]

 

 

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