上海万博にいくまえにimode使えるのだろうか素朴な疑問がわいてきた。
中国からのiモードメールを調べてみた。
まずケータイがGMS対応または、3G対応なら中国で使えます。
これは携帯電話各社のホームページで確認すればわかります。
ドコモの場合、こちら
問題なくiモードでのメールは使用できるようです。
ただし料金が国内とは異なり,中国側からの送受信にパケット料金が発生します。
(料金についてはあとで書きます)
この料金には「パケ・ホーダイ」およびFOMAデータプランに含まれる無料通信分は適用されません。
したがってジャンクメールが多い人は勝手にメールがどんどん受信されてしまいパケット料金が跳ね上がる可能性があります。
これを防ぐには,日本から出発する前に
「メール選択受信設定」をONにすればいいです。
この方法だと,タイトル一覧を見て,必要なものだけまとめて受信ができます。
(ただしタイトル一覧もパケット料金がかかるので注意)
・設定方法
「メール」→「メール設定」→「メール選択受信設定」→「ON」
■パケット料金
通信会社によってグループAとグループBに分類されています。
中国はグループAのようです。
グループA
50パケットまで:50円
50パケットを超える部分:0.2円 / パケット
グループB
100パケットまで:100円
100パケットを超える部分:0.2円 / パケット
グループA
Cingular【旧AT & T Wireless】 アメリカ/ハワイ/バミューダ諸島
プエルトリコ/米領バージン諸島
Orange Swizerland スイス
Telefonica Mobiles スペイン/カナリア諸島
Hutchison 3G UK イギリス
Orange France フランス/モナコ
T-mobile ドイツ
KPN オランダ
Hutchison 3G HK / Hutchison 香港
Chunghwa 台湾
SingTel Mobile シンガポール
AIS タイ
Smart フィリピン
Hutchison Macau マカオ
グループB
T-mobile UK イギリス
TIM イタリア/サンマリノ/バチカン
Wind イタリア/サンマリノ/バチカン
Cosmote ギリシャ
T-mobile Austria オーストリア
Turkcell トルコ
Optus オーストラリア
中国はAのようです。
■1パケットとは
データの送信単位です。
iモードのパケット通信でのパケット単位は128バイトで、
これは半角128文字,全角64文字です。
50パケットだと全角3200文字になります。
ただし、メールの本文以外にヘッダもパケットに含まれるので実際は3200文字より少なくなります。ヘッダには宛先や送信者の名前、日付や分割されたデータの順番など、データを送受信するために必要な情報が書き込まれています。
パケット料金の仕組み
ふつう3200文字もあるメールはめったにありませんが、逆に1文字のメールでも
50円か100円か取られますから,やはり最初の
「メール選択受信設定」→「ON」
にしておくほうが安全です。
この方法だといくつかのメールをまとめて受信すれば、タイトル一覧を何度もする必要がありません。
その他
なんか通信が混むと圏外がでやすいかも、
とくに上海万博会場とかどんなんでしょうね。。
■通話料金
1分あたり
中国からの発信は175円
日本から中国には145円
http://homepage2.nifty.com/k-link/dkaigai.html
■中国国内ケータイのレンタル
通話料金・1日980円固定
http://www.asiamobile.biz/support/merit_customer.html
【上海万博★特別宿泊プラン】
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■実際に上海で使ってみた
普通に使えました(^-^)
ただしGMSまたは3G対応ケータイであることが条件です。
最近の機種ならOKです。詳しくは左を見てください。
現地についたらケータイの電源を入れます。
最初「圏外」になりますが、3分ぐらいするとアンテナマークにかより現地の基地局に接続されたことがわかります。
そしてケータイのデスクトップには、現地時間と日本時間の両方が表示されます。
圏外のままアンテナマークが出るまで、けっこう時間がかかる場合もあるようです。
海外では回線容量が少ないこともあり圏外になる率が高いのもかもしれません。
その後,つぎのようなメールがドコモから2通届きました。
【ドコモ契約者様へ】
海外はパケホーダイ対象外です。
日本へは+81(+は0長押し等)に先頭の0を除く相手先番号を続けて発信して下さい。
【ドコモ契約者様へ】
紛失・盗難時は第三者利用防止のため+81368326600へ、故障時は+81367181414へご連絡下さい。
それと、このメールが来た後,「圏外」のままになってしまう人もいました。その場合は,一回ケータイの電源を入れ直すとアンテナマークが出ました。
また、不要なときは電池の消耗を防ぐために電源を切っておいた方がいいです。
ケータイは近くの基地局を探すときに大きな電力を使いますのでスーツケースや鞄の中などの電波が入らない場所に置いておくと電池の消耗が早くなります。わたしは使用するときだけ電源を入れました。
・メールと通話
日本にいるときとまったく同じです。
電話をかけるのも普通にかければ、自動的に81をつけてくれるので何も気にすることはありませんでした。
メールも普通に送信できます。
メールの受信は、電源を入れてから「iモード問い合わせ」でOKです。
・充電器について
中国の場合,220Vですので、それに対応した充電器が必要です。
ケータイの充電には以下の選択肢を考えました。
(1)220V対応の充電器
充電器に100〜240V対応と書いてあればOK。1000円ぐらい。
【240V対応ケータイ充電器】
(2)PCを持って行くなのなら「USBからケータイを充電できるケーブル」が便利です。 PCのUSBポートに接続するだけでなんの問題もありませんから。これね1000円ぐらい。
【USBでケータイ充電】
(3)200V対応のUSBアダプタと「USBからケータイを充電できるケーブル」の合わせ技
下のアダプタに(2)のUSBケーブルで充電します。
ipodの充電にも使えます。
【USB機器をACアダプタで使う】
海外でのケータイ充電【240V対応ケータイ充電器】
【USBでケータイ充電】【USB機器をACアダプタで使う】
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