スーパーランナバウト
これはかなりハマル。サンフランシスコの市街地がまるごと3Dデータで再現されていて、まるで実際に走行しているようだ。サンフランシスコ好きにはたまらん一本だろう。このゲームを終えて、クルマで町を走ると、なぜか妙な感覚におそわれる。ん、なんでだろう。。。そうか、スーパーランナバウトの中では右側通行、しかし日本ではクルマは左側通行。対向車線に入りそうで、ものすごく妙な感覚だ。気をつけよう。しかし、アメリカに行く前にこのゲームで右側通行の練習をするというのも、このゲームのひとつの使い道だ。とても役に立つゲームである。
このゲームはとてもよくできている
というのも、私は何度かサンフランシスコの町を実際にドライブしたことがあるのだが、サンフランシスコの町がほとんどそのままそっくり再現されているといっても過言ではないのだ。
開発するのは大変だったと思う。よくぞこれだけの3Dデータを入力したものだ。。。。観光の名所はだいたいカバーしていて、観光ドライブもできる。サンフランシスコの町を観光する人なら、このゲームで予習していくのも可能だ。
ゲームについて
ミッションをクリアしていくとエンブレムというごほうびがもらえる。エンブレムは、数々のクルマであることが多いが、ほかにも機能拡張などがあるようだ。
難易度は3レベル (Easy, Normal, Hard)選択できて、Normalまでは、それほどむずかしくない。Hardはまだトライしてない。
クライマックスさんへの注文
1. ストリートの名前がもっとよくわかるような工夫がほしい。
サンフランシスコの町は、ストリートごとに名前が付いている。名前がわかると東西か、南北に走っているのかがわかるのだが、右上の小さいマップでは、よく見えないのだ(ビットマップを拡大しているため)。
テキストデータでいいから(テキストのほうが見やすい)、コクピットの上の方に表示してくれたら助かる。この機能があるとドライブシミュレータとしてもとても完成度が高くなるだろう。
2. バックミラーがほしい
これはとても重要な要素だ。たぶんポリゴン表示の限界により、バックミラーは省略されたのだろう。しかし、これはゲームとしてはやりにくいものになっている。特にケーブルカーを止めるミッションとか、逃走車を追いかけたりするときに、背後にある物体を確認するのに不可欠だからだ。
せめて、コントローラのボタン切り替えでビュー切り替えができるようにしてもらいたい。
3. クルマの挙動について
このゲームはシミュレータではないから、これでいいのだ、と言われると仕方ないけど、クルマの種類によっては、ものすごいアンダーになって全然曲がれないってのもある。プレーキングしても加重が前にかからないようなクルマもある。こんなものと言えばこんなものかもしれないのだが、、
ドリフトに持ち込みにくい。できれば、セガラリー2のシミュレータ部分を流用してもらえるといいのだが(^_^)
ここから、セガさんへの注文というか提案
マシンのシミュレータのロジックの部分を共通で使えるようにすれば、ドライブ系のゲーム開発は効率よくなると思う。シミュレータ部分をそれぞれの会社のプログラマがコーディングしなくてよくなるからだ。その時間とお金をほかの部分につぎこめる。ぜひセガさん、考えてみて。
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