クッキーcookieの読み書き
概要
クッキーとは、ブラウザのあるパソコンにおくデータメモリーのようなものです。履歴を残したり、データを保存したりすることができます。
書き込み
書き込みは
document.cookie="データ"
の形で書き込むが、データは、キーワードと値をセットとして書き込みます。
サンプルスクリプト

function SetCookie(keyname,val){
expiredate = new Date("31,Dec 2038");
document.cookie = keyname + "=" + escape(val) + "; expires =" +
expiredate.toGMTString();

}

この例ではファンクション(関数)にしてあります。

keynameというのがキーワード。valは書き込む値です。

expiresは、このクッキーの有効期限を指定します。(この例では適当に2038年にしてあります)

expiresを指定しないとcookieは毎回削除されてしまいます。記録が残りません。

expiresのフォーマットは、Wdy, DD-Mon-YYYY HH:MM:SS GMTです。(詳しくはこちら>> Client Side State - HTTP Cookies ) このフォーマットに忠実に入力するには、.toGMTString()を使用して変換することが大切です。GMTは、ブラウザやマシンにより変化するので、この変換を使用しないとうまく動作しません。

最後にdocument.cookieに書き込みます。

書き込みのサンプルはこちら>
読み出し
読み出しは
document.cookie
そのものをつかいます。これの中身をテキスト変数に渡して解析します。
このときキーワードで指定したデータが値として戻るようにスクリプトを書く必要があります。
サンプルスクリプト
function GetCookie(keyname){
tmp=document.cookie+";";
index1=tmp.indexOf(keyname,0);
if(index1 != -1){
tmp=tmp.substring(index1,tmp.length);
index2=tmp.indexOf("=",0)+1;
index3=tmp.indexOf(";",index2);
return(unescape(tmp.substring(index2,index3)));
}
return("");
}
keynameというキーワードがあるかどうか探しています。キーワードが存在すれば、それに続く値をもどします。
実例
自分のブラウザに組み込まれているクッキーデータを表示させましょう。
サンプルはこちら