高知の須崎市と言えば「鍋焼きラーメン」ということでリサーチするといくつかお店が見つかりましたが、橋本食堂は、メニューに「鍋焼きラーメン」しかない、ということで相当気合いが入ってるにちがいない、ということで行ってみした。
須崎中央インターをおりて走ると小さな町にもかかわらず「鍋焼きラーメン」の看板をかかげるお店はいくつかありました。この町ではけっこうなブームになっているようす。
細い路地をゆっくり入って行くとありました。
お昼前にもかかわらずお店の前の駐車場は満杯。店内もほぼ満席状態でした。どこからこんなに人が集まってくるんだろうってかんじです。
メニューはやっぱ、「鍋焼きラーメン」のみ。あとはごはんとビール。この割り切り方が自信を感じます。
まずは箸休めということで、たくあんが来ました。
そして、注文して、しばし待つこと5分ほどで土鍋に入って登場。
この土鍋がむちゃくちゃ熱いので火傷しないように冷たいオシボリで蓋を持ち上げると、、
ジャジャーン、熱い湯気ととともに現れました。
レンゲでスープを一口すすると、鶏ガラなのに、とってもコクのある絶妙のお出汁です。なかなかの実力。
そして麺はかなり黄色い系の細麺であり、固さはこのアツアツのスープに負けないようにしっかりコシのある程度で仕上げてます。この固さはよくマッチしてますよ。というのも後半に向けてダシがほどよい熱さになったころでもちゃんとコシがあるからです。
スープは美味い具合の塩味で、タクアンとのコンビが標準であることを考えると「ごはん」はマストアイテムでしょうねえ。
鳥肉は煮込まれて固め、もともと固めの肉かもしれません。
そして中盤になると生卵がちょうど半熟となり、それを半分ほどめんとからめると、先ほどまでの塩加減の優勢なお味を、たまごの甘さがマイルドにしてくれて、味の変化が楽しめ、後半に向けて一気にスープを飲み干してしまうほどの加速を与えてくれるのでした。
また行きたいですね。
高速道路1000円廃止なんてことがなければ気軽にまた行けそうです。
2011.05
橋本食堂
〒785-0014
高知県須崎市横町4−19
0889-42-2201
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