文字化けメールの理由

コンピュータでは8ビット単位でデータ交換する。ASCIIコードで文字を使うとき、7ビットだけでも128文字使えるので、サーバーによっては、8ビット目を通信制御に書き換えることがあった。

ところが日本語化されたパソコンではシフトJISやEUCを使用する。これらは最上位ビットを使用している。そのため、ここが書き換えられると内容が変化する。
これを回避するために一度JISコード(ISO-2022-JP)に書き換えて送信する。この書き換え作業は個々のメーラーが行う。

メーラーは、変換するときに元のコードの情報(シフトJIS, USAなど)をメールのヘッダー(charset)に埋め込んで送信する。

文字化けの原因

1. 送信側がたくさんのcharsetを持っているが、受信側が対応してない場合。
例--送信側がunicodeを指定しているが、受信側は持っていない。

2. 途中のサーバーがcharsetを消したとき。

どちらにしても、データ自体は正しく送信されているので、変換ツールで読める場合が多い。

トップ