SharePoints |
ファイル共有でのグループ作成ツール
OSXでのファイル共有では、個々のアカウントによる共有しかできなくなりました。 グループを作成するには、AppleからOSX serverを購入しなければなりません。 しかし、SharePointsを使うとグループの使用が可能になります。 SharePointsは以下の事が可能なシェアウェアです。 ・ファイル共有でグループを利用できる。・SAMBA(SMB)サーバーの設定が可能で、Windowsマシンから接続できるサーバーを構築できる。以下からダウンロードできます。
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ファイル共有の設定 |
共有フォルダーの作成まず共有したいフォルダーを作成します。フォルダーの場所はどこでもOKですが、わかりやすい場所にまとめておくほうがいいでしょう。上の例ではTESTというフォルダーを共有フォルダーとして作成しました。 アカウントの作成OSXのシステム環境設定から「アカウント」でユーザーを作成します。 このとき、Windowsユーザーがいる場合は、そのWindowsマシンにログインするときの名前とパスワードと同じもので登録すること。 今回、TEST, TEST2というアカウントを作成しました。 この2つのユーザーは、g_testというグループにまとめて管理することにします。 グループの作成SaherPointsを起動して、g_testというグループを作成します。 OSXで登録したアカウントは右の窓に出ています。 g_testに右の窓からtest,test2をユーザーとして追加します。+, -ボタンで追加・削除できます。 共有フォルダーを指定する「共有名」は、macのセレクタに出てくる名前になります。 「デイレクトリ」で最初に作った共有フォルダーを指定します。 AFSは、macintoshで共有するとき、可能にします。 Windowsは、windowsで共有するとき、可能にします。 「ファイルシステム環境」の丸いボタンを押すと右側に窓が出ます。 ゲストのアクセスを禁止するには「全員・アクセス不可」にします。 SAMBAを設定するSMBはWindowsクライアントのための設定です。 「セキュリティレベル」はUSERにします。 userは、個別のアカウントによる接続方式です。通常はこの方法でOKです。 sharepointsは共有を一種類の固定ユーザを使ってアクセスします。あまりセキュリティ的に安全ではありません。 AFSを設定するAFSはApple File Sharingで、Macintoshユーザーのための設定です。 ロギング機能はサーバーへの接続の記録を残すものです。これはOS9では無かったものです。便利な機能ですのでぜひ利用しましょう。 サービス(サーバー)をスタートさせるシステム環境設定の「共有」から、上のように「パーソナルファイル共有」と「Windows共有」を開始します。 「パーソナルファイル共有」はMacintosh用のサーバーです。 「Windows共有」は、Windows用のサーバーです。 なお、SharePointsの設定を変更するときは、サービスを停止にして、設定変更すること。または、設定変更したあと、「停止」「開始」とすること。要するにサーバーの設定変更は、サービスを再起動しないと有効になりません。ネットワークの規模が大きいと、サーバーを「開始」にしたあと、しばらく待たないと接続できない場合があります。 また、必要のないサービスはOFFにしておくこと。違法な侵入を防ぐためです。 以上でサーバーの設定は終了です。 クライアントから接続テスト・macintoshからの接続OSXの場合「移動」から「サーバーに接続」でサーバーのMACのIPアドレスを入力します。 OS9の場合セレクタにサーバー名が見えていますので選択しid,pasを入力します。 ・windowsからの接続マイコンピュータまたはIEのアドレス欄に、 \\xxx.xxx.xxx.xxx\folderxxxはサーバーのMACのIPアドレス、folderは共有フォルダー名 と入力します。 今回の例では、\\xxx.xxx.xxx.xxx\test と入力します。 |