エフェクター・Effecter

英字ではEffecter、発音はイフェクター。でも世の中はエフェクターと呼ぶみたい。アメリカ人にエフェクターって言っても通じないと思うよ。でも楽天で検索したら「イフェクタ」ではひっかからなかった。なのでしぶしぶエフェクターと呼ぶことにします。

ギター-->エフェクター-->アンプ

エフェクターとは、ギターとアンプの間につないで、音をさまざまに変化させる装置です。これさえあればあこがれのギタリストのサウンドをコピーできる、、とまではいかないかもしれないけど、それらしくなりますよ。

イフェクタはいくつか種類があります。簡単に説明します。

以下はギターから接続する順番に説明しています。

コンプレッサー

音の立ち上がりをシャープにする効果。パキパキした音になります。ハードロック系とか歪み系の人は使いません。

DS: Distortion: ディストーション、OD: Over Drive: オーバードライブ
音を歪ませる効果をもちます。ロックの定番エフェクターです。
歪みの大きいのがディストーション、控えめなのがオーバードライブです。
グシャーって音になるので、かっこいいのですが、深くかけすぎると和音がぐしゃぐしゃになり、なにを弾いているのか、わからなくなるので注意。でも初心のうちは。これが楽しいんだよね(^_^)
ま、エフェクターを持ってなくても、アンプのボリュームをフルにすると音は歪みますし、アンプにDistortionのボリュームがついているのでそれで歪ませればいいです。
でも効果の微調整は専用エフェクターの勝ち。
エフェクターで歪ませる場合は、アンプのDistortionはゼロにします。そうしないとグッシャグシャの音になります。
EQ:イコライザー
高音、低音、などの音域に分けて強調、減衰させるものです。音色が変化します。
フェイズシフター
ジェット機のエンジン音みたいなシュワーっていうかんじの効果を出します。位相(フェイズ)をずらす(シフト)ということです。ハードロックとかヘビメタではあまり使わないです。軽い系のミュージックではよく使います。
ノイズ・サプレッサ
サーっという雑音をカットするものです。ディストーションを効かせすぎたり、ワウワウのゲインをあげすぎたり、いろいろとノイズの原因はあります。単にアース不良ってのもあります。
ワウワウ・フットペダル

文字通りワウワウ言わせるものです。足でコントロールして、踏み込む角度でワウワウと変化します。ザックワイルドがお得意です。イングベイも使いますね。あんまり使いすぎるとクドくなるので、微妙に使うのが良いです。中間の位置で止めたまま演奏することもアリです。これは音の変化よりも中間位置のおもしろい音、詰まったような音を使うのが目的です。

ディレイ
音を遅らせる効果です。いわゆるエコーとかやまびこみたいなかんじです。あまりかけすぎると、風呂の中みたいになります。またはカラオケスナックみたいなかんじになります。

バッキングでは浅く、ソロではバックのときより深くかけるとよいです。自分はソロのときは20msecぐらいかけてます。

モジュレーター

以下の4種類があります。どれも個性が強すぎるので同時には使わないみたいです。

・コーラス

ハモリです。微妙に音程とリズムを不規則にずらし重ねてくれるかんじです。ソロのときに有効です。バッキングで使うとくどいです。

・フランジャー

スピーカーが回転しているような効果です。あまり使いません。

・ビッチ・シフター

音程をずらした音を重ねてくれます。微妙にずらして重ねると、以外とおもしろい効果が出るので、自分はよく使います。

・トレモロ

ハードロックでは、あまり使いません。

リバーブ
ディレイと似てますが部屋の大きさを演出するような装置です。せまい部屋で演奏するときでも、これを使えばコンサートホールで演奏しているような奥行き感を出すことができます。
◇単体かマルチか
エフェクターは単体タイプのものとマルチタイプのものとがあります。

・単体のものは、すべて1万円前後します。

・マルチエフェクターは5〜10種類ぐらいのエフェクターを内蔵して3万円前後ぐらいから買えます。

予算がきびしくともマルチエフェクターを買う事をおすすめします。

理由1: 音作りの楽しみがぜんぜんちがう。
マルチがはるかに楽しいのです。自分はマルチエフェクターを買ったとき「もっと早く買っておけばよかった」と思いました。単体エフェクターの場合、そんなにたくさんのエフェクターを買えませんので、音作りといってもバリエーションが知れています。しかも配線の手間がわずらわしい。
しかしマルチエフェクターなら内蔵されているエフェクターの数が多いので、それこそ何億通り、いや、それ以上、世界でたったひとつの自分だけのオリジナル音を作り出す事ができます。しかも、あこがれのギタリストの音色があらかじめセッティングされています。初心のあいだは、それらセッティングされた音を選ぶだけでも楽しいものです。もちろん配線の切り替えもゼロ。お手軽です。

理由2: 音の組み合わせを何種類もセットアップしておける。もちろん演奏中にワンタッチで切り替えできる。例えばオジーオズボーンの曲のあと、歌謡曲を演奏するときでも、一瞬で音色を切り替えできます。これは特にライブですごい威力を発揮します。単体タイプではちょっと無理でしょう。

そういうわけでマルチエフェクターをおすすめします。
マルチエフェクターもギタリスト必須アイテムと認定します(^_^)b

□自分のエフェクター歴

自分は最初、単体のディストーションを買いました。1万円ぐらいだったと思います。これを4年ほど使いました。この時期は音作りの楽しみを知らない自分でした。

その後、KORGのマルチエフェクターA4を買いました。マルチエフェクターの威力は強力で、「こんな便利なものがあったのか、これぞ音づくりの醍醐味」というぐらいの衝撃を受け、何時間もエフェクターと遊ぶ日々が続きました。KORGは長年使っていましたが経年変化で故障。

次にBOSSのME30を買いました。ここでもエフェクターの進歩にびっくり。エレクトロニクスの進歩の速さはすごいですね。機能的にも音的にも以前のものよりも格段によくなっていました。しかもフットペダルのワウワウ付き。これまた音作りがさらに楽しくなり、エフェクターに没頭。B'zの松本氏の音をめざしてエフェクターと遊んでました。Perry Masonの時代のザックワイルドの音も作ってました。

マルチエフェクターにあらかじめセッティングされた音はかなり欲しい音に近いものですが、100%自分の気に入る音とは限りません。少しちがうなあと思うところが必ずあります。で、エフェクターのパラメータを少し変えて弾いてみて、また変えて弾いての繰り返し。これが楽しいのです。

◇マルチエフェクター購入ガイド

KORGがいいかBOSSがいいか、、はたまたどこがいいのか。。

・購入条件

1. ほしいエフェクターが入っている事。

これは当然ですね。でも最初はどれがほしいのかわからないですよね。ただ、3万円前後のものでも、上で説明したものは、すべて入ってます。

2. フットペダル付き

これって便利なんです。演奏中のボリュームになったり、エフェクターの効きを変化させたり、もちろんワウワウになったり。。あれば非常に便利ですよ。

自分は今BOSSを使っていて何の不満もないのでBOSSをオススメします。

自分が、今度買うならこれを買います→★BOSSマルチエフェクターME-50、値段も手頃です。

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Update 2005.07
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