MacOS9.1の新機能

いまひとつ9.1はよくわからない。なにが新しくなったのかまったく情報がなかったのだ。最近になってようやく情報が出てきたので整理する。

・ファインダのメニューバーに「ウィンドウ」項目が追加された。----これは複数開いたウィンドウを切り替える機能。MacOSXへの移行をスムースにするため。

・システムフォルダー以外のフォルダーが整理される。---新たにApplications(Mac OS9)が作られる。このなかに以前の「アプリケーション」「ユティリティ」「インターネット」などが含まれる。

・ゴミ箱を空にするショートカット追加----shit+cmd+delete

・良く使う項目に追加ショートカット追加---cmd+T

・システムクラッシュのときのtemporary itemsは適切に処理される。

・共有ディスクの名前が半角で27文字までのチェックが強化された---前パージョンまでは27文字以上入力できたのでファイル共有時にエラーになった。9.1では入力できないようになった。

・システムのPowerPCネイティブ化進む---ファイルマネージャ、プロセスマネージャ、仮想メモリーマネージャなどが改善。パフォーマンスが向上している。仮想メモリーでは仮想ファイルマッピングが追加され、アプリが独自に仮想メモリーを管理できる。

・Toolboxの修正

・Unicode強化

・アプリケーションの「開く/保存」ダイアログボックスに「iDiskに接続」が追加。

・コントロールパネル「一般設定」のインターフェイスが変更。サウンドの入力源ごとにゲイン調整可能。省エネ設定での微調整追加。

・USB print Shareingで、USB接続したプリンタを共有できる。

Apple Remote Accessが4.0になる。PPPのみのサポートになる。ARAPはサポートされなくなった。Apple remote access protocol---電話回線を使ってファイル共有などを行う。

アップルメニューオプションのバグ修正。

・ファイルシンクロナイズアップデート

・起動ディスクにMacOSXも指定可能。

同一ボリュームに複数のシステムフォルダーの存在と、起動の切り替え可能。

・Apple CD/DVD J1-1.4 driverバグ修正

・ATI Graphics Accelerator J1-5.2.4 バグ修正

・Palm Desktop付属---Palm OS搭載のPDAとデータ交換できる。

・WordText英語版付属----Unicode対応ワープロ。


以下、更新された主要ファイルのバージョン

Finder 9.1

MacOS ROM 6.1

System 9.1

System resorces 9.1

ColorSync 3.0.3

File Exchange 3.0.4

USB Printing Sharing 1.0.1

アップルメニュオプション 1.1.8

インターネット 1.0.2

キーチェーンアクセス 2.2

キーボード 8.5.2

コントロールバー 2.0.3

サウンド 8.5.2

ソフトウェアアップデート1.2

ファイルシンクロナイズ 1.2

ファイル共有 9.0.2

メモリー 8.1.3

モニタ 8.6.1

リモートアクセス 4.0

一般設定 8.0

機能拡張マネージャJ2-4.0.4

起動ディスク 9.0

作業環境マネージャ 2.0.1

省エネ設定 3.0.2

赤外線 2.4

日付時刻 8.3

Apple CD/DVD driver 1.4

ドライブ設定J1-2.03

平成明朝J1-3.4.1

AppleScript J1-1.5.5

Apple Share J1-3.8.8

Opentransport J1-2.7.4

QuickTime J1-4.1.2

USB drive extention J1-1.4.6

Disk First Aid J1-8.6

Sharlock2 J1-3.0.2