QTVRパノラマとは、風景をその場でぐるぐると一周して見るムービーである。
作り方
(1)デジカメなどで風景を写してくる。自分を中心に適当に360 度、ぐるりと写しておく。
ふつうは10コマ以上の画像になる。できるだけ水平線をそろえたほうがよいのでそのためには、三脚があればベスト。たとえばこんなかんじ↓。
(2)それらの画像ファイルを横長のひとつの画像にまとめる↓。
このとき、うまくつなぎあわせることが大切。
この例では、コマとコマの明るさがちがうので修正が必要。
また高さもコマごとにずれているときが多いので、上下をトリミングするとよい。
(3)画像を反時計回りに回転する。
←こんなかんじ。
つぎに、画像サイズを、高さを96の倍数、幅を4の倍数にする。
PICT形式で保存する。
(4)アプリケーションのQTVR Make Panorama 2を起動して、このファイルを読み込む。
いろいろパラメータがあるが、最低必要なのは以下のwidth, hightである。
これは、それぞれ、仕上がりの画面サイズの幅と高さを指定するということである。
この例では幅300ピクセル、高さ200ピクセルにした。
これでOKを押すとQTVRパノラマムービーができる。
できあがり↓。
このムービーが表示されてない人は、QuickTimeVRプラグインがインストールされてない人です。
Macintoshユーザーなら最初から入っているのでまず心配ない。
もってないひとはアップルのホームページからダウンロードしましょう。
↑画面の中でマウスをドラッグしてみれば、自由に画像が動くのがわかる。