TITLEムービーを取り込む

準備
とうぜんのことながらビデオを取り込みできるMacintoshが必要です。

ビデオ入力端子があるMacintoshなら問題ありません。またFireWireを持つMacintoshなら、デジタルビデオカメラを直接してビデオを取り込むことができます。

ビデオ入力端子のないMacintoshのときは、ビデオカードを購入します。

取込先のハードディスクの注意

取り込み中のコマ落ちを防ぐために以下のことに注意しましょう。

ハードディスクは、別のパーティションか外付けドライブにする。
できるだけ高速なハードディスクにする。
空きエリアは、連続した領域にあること。できれば、取り込む前にフォーマットして消去するのがよい。

取り込むときの注意点
取り込むときは

・画像のサイズ

・取り込みレート

・圧縮方法

・圧縮品質
を考慮しなければなりません。

画像のサイズ
320X240ピクセルがもっともおすすめです。あまり大きくしても取り込みのときにコマ落ちが生じるのと、ファイルサイズが巨大になるばかりです。
取り込みレート
15〜20フレーム/秒がおすすめです。テレビなどは1秒あたり約30フレームですが、パソコンではそれほどたくさん取り込む必要はないと思います。というのも、フレーム/秒が増えるほどファイルサイズが大きくなります。15〜20フレーム/秒でもちらつきはそれほど感じません。また、古いマシンでは、30フレーム/秒を再生できるものはまれです。
最高の物を求めるときは30フレーム/秒にしましょう。
圧縮コーデック(圧縮方法)をどれにするか
Animation----コンピュータグラフィクスなどソースがデジタルのものに適します。アナログビデオからのソースには不適当です。フルスクリーンで30フレーム/秒まで可能です。

Cinepak----16bit, 24bitビデオに使えます。この方法は高い圧縮率と高速再生ができます。再生速度はVIDEO圧縮よりも高速です。画質もよいのですが、圧縮に時間がかかります。CDROM制作に向きます。

Video----フルカラー、実写系のムービー制作のときに使います。まずまずの品質と高速圧縮、再生が可能です。

Graphic----ソースがアナログビデオのときに使います。256色のモニタで高い品質のムービーを得たいときに使います。

JPEG----自然風景などのような、あまりエッジがシャープでないイメージに向きます。10分の一ぐらいまで圧縮しても品質はそれほど落ちません。またJPEGは他のプラットフォームでも使える標準的なフォーマットです。

None----圧縮しません。画質は最高のものになります。が、ファイルサイズは巨大になります。

Motion JPEG----JPEGを用いた圧縮方法。最近の動画用圧縮ボードはこれが多い。

圧縮方式によるファイルサイズの比較はこちら

画像品質はどうするか
画像品質を上げるとファイルサイズは大きくなりますが、ソースの取り込みの時はできるだけ品質はよいもので取り込みましょう。
出力のときに品質を落とすことは可能ですから。
updated:04.11.1