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奇妙なWindows

どうもWindowsは使っていておかしいと感じることがよくある。マックに似ているのだがちょっとちがう。この、「ちょっとちがう」ところが非常に気になる。マックに見た目は似せているが、かゆいところに手が届かないのがWindowsなのだ。この「ちょっとしたところ」というのが、つもりつもると全体の作業効率を大きく低下させるのだ。しかも日頃マックを使っているから、Windowsを使うとき「なんでこんなことができんのじゃ」ってかんじになるところが多いので精神衛生上良くない。

奇妙なWindows

アプリケーションのウインドウとファイルのウインドウのふたつが開く。メニューはアプリケーションのウインドウにだけ表示される。
そのアプリケーションのファイルはアプリケーションの窓枠のなかに表示されるが、その枠から外に移動はできない。

マックはそういう制限はなく、どこにでもウィンドウを移動できる。

アプリケーションの終了のショートカットキーがアプリによってまちまちである。ctl+Qとかalt+F4とか統一されてないので実際は使えない。ショートカットをもってないアプリすらある。

マックならCmd+Qで統一されているので迷わない。

ファイルをつかんで別のフォルダーに移動したら、ファイルは移動せず、ショートカットができる。
ふつう移動は移動だろう。

notesノーツのアドレスの検索の仕方が変なんです。
e-mail用の別名→フルネーム→姓→名のように、順番に探していくようです。ホントの順番はわかりませんが。私はとっても不便を感じております。

一人しか存在しない名前、例えばYAMADAとかTAROとかでは、これに@otsukac...とつけると届きます。こんな機能はいらないような気がしますが、ノーツ同士で送るときは、宛先のところに直接タイプすると勝手に検索してくれるので便利です。

ただし、この機能が裏目に出ることもあります。
同じ姓の人がいっぱいいたら間違いメールだらけになるだろうし、e-mail使える人を制限できない。誰でも使える。また、別名を登録するときは、前述の全ての検索対象に対して唯一のアドレスをつけないとだめです。例えば、名字だけのアドレスはダメです。

ファイル名が長いと、後ろが省略されて表示されるので、同一名称のファイルがいくつも並んでしまうことがあり、区別が付かない。
しかも名前が全部表示されているフォルダーもある。
一覧表示にすればよいが、めんどう。

ファイル選択のときのダイアログボックスの一覧にファイルが、ちゃんとあるのに、「ファイルが見つからない」というメッセージが出て選択できない。

マックではこんなことありえない。

MSゴシックの10ポイントでは、OとCの区別がつかない。両方ともOに見える。

ファイルを保存するのになんで「開く」なのか。
EXCELの不思議。
ファイルを新規保存するときにフォルダーを選択していると「保存」ボタンが、いつのまにやら「開く」ボタンになっている。そして「開く」を押すと、開かずに保存される。

スタート/プログラム/に表示される名前と、実際のファイル名が異なる。これは非常に奇妙だ。

1.存在しない例
スタートメニューのなかには/プログラム/アクセサリー/メモ帳
というのがあるが、実際にアクセサリーフォルダーを開くと、メモ帳というアプリとかファイルはない。どこにもない。検索してもない。いったいどこにあるのだろう。

2.名前が一致しない例
スタートメニューのなかには/プログラム/アクセサリー/ワードパッド
というのが見えるが、実際にアクセサリーフォルダーを開くと、ワードパッドというアプリは存在しない。そのかわりに、WORDPAD.EXEというアプリがある。これが実体なのだ。

このように、実体があったりなかったりする。非常に不可解で、奇妙だ。


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