チワワ砂漠でサバイバル

・人間は、水無しでは3日しかもちません、食料無しでも水さえあれば30日は生存できます。

チワワ砂漠(Chihuahuan desert)はアメリカとメキシコ国境付近一帯の砂漠。

北部に、シエラリカ山脈(があり、裾野には、リオグランデ川が流れる。

気温が40℃前後の日が半年以上つづく灼熱の地。生き残る鍵は水分補給。

サボテンなどの植物は散見されます。野いちごのような水分をもつ実を食べます。

・サバイバルの方針

川を見つけて，川沿いに進み，国境警備隊に発見してもらう方針で進みます。

・あえて昼間に移動

砂漠といっても起伏が激しく岩が散在している渓谷です。足場がわるく見通しがよくないので昼何移動します。平坦な砂漠なら夜間の移動が暑さ対策になります。

・コンドル

コンドルが旋回しているときは、その下に獲物があることがあるので、追いかけてみます。しかし腐敗した肉がある場合は当然ですが食べないこと。コンドルはそれらを食べることができます。それはコンドルの胃酸は人よりも強く殺菌力が強いからです。

・4リッターの水

干上がった川底では、川底の土を掘ると水が出てくることもある。

一日に4リットル近くに水分を摂らないと脱水症状で頭痛，吐き気をおこす。

・ガラガラヘビ

大きな岩のくぼみは涼しそうですが，ヘビが潜んでいることに注意。石や棒で確認してから入ること。

この地域ではガラガラヘビがいます。ジーっという音がします。

頭は菱形、三角です。猛毒をもつので噛まれると致命傷になります。

体長の2/3程度までジャンプして襲いかかります。体長は最大で2.4メーターもあるので、最低2メーター以上離れていること。

戦うときは。2m以上の長い棒を使って押さえ込み、頭部を切り離して土に埋めます。頭部には毒の牙があるので絶対に直接さわらないこと。

胴体部分は皮をむいて焼いて食べることができます。すじ肉をあぶり焼きにしたような味だそうです。。

・鍵縄

かぎ縄はローマ人が発明しました。

海戦のとき敵船に引っ掛けて近くに引き寄せて襲撃したのです。

この鍵縄はサバイバルでも利用できます。

渓谷をわたる場合に向こう岸の木や岩に引っ掛けて渡ります。

・オアシス

運がいいときは緑に囲まれた池を発見することもあります。

火山岩を通り抜けて来た湧き水の場合は飲めますが、近くに動物の死骸などがないことを確認してからにします。

・どこで眠るか

体を休める大きな岩陰を見つけたら宿にします。蛇，サソリなど毒をもつ生物がいないか確認してから入ります。

ピューマなど肉食動物が生息しているので、それらの襲撃を防ぐ為に，タラノキ、別名「悪魔の杖」を集めて，入り口をふさぎます。

タラノキ、別名「悪魔の杖」は、全体にトゲがあります。

・火おこし

夜になる前に火をおこします。火は猛獣の接近を防ぎ，夜間の冷え込み対策にもなります。

たき火用の木材をあつめて、寝床の入り口に、井の形に組んでおきます。

鳥の巣などの燃えやすい乾燥した草を火口として用意します。

板状の木に小さな溝を作ります。

細長い木をくぼみに押し当ててドリルのように回転させ，種火を作ります。

種火ができたら、用意した火口において、そっと息をふきかけて火をつけます。火がついたらたき火の組み木の下にいれてたき火とします。

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