spotlight が索引を作らないコマンド
OSXのタイガーにしてから、Spotlightっていう強力な検索ソフトが内蔵されました。こいつは普通のワープロの文書はもちろんのこと、pdf文書の中身までも検索してくる優れものです。おまけに検索速度が速い。たいていパッとすぐに出てきます。詳しくはこちらApple社。Windowsの役に立たない検索機能に比べれば雲泥の差ですよね。
まあ、これはこれでいいんですけど、なにごとにも準備が必要ってことで、このspotlightくんは、ユーザーの知らないうちにディスクをスキャンして索引をせっせと作ります。索引を作っておかないと一瞬で検索できないので当然といえば当然なのですが、ファイルを更新したり変更するたびにゴリゴリとやってくれます。たまにこれがディスクのアクセスを遅くする原因にもなるんですよね。
なぜかディスクのアクセスランプが点滅するのはspotlightの仕業かも。
そして、今日は、ひさしぶりに120ギガのディスクを接続してデータのバックアップを取ろうとしたのですが、このディスクは一度もSpotlightが索引を作ってないドライブだったみたいで、接続してしば〜らく経過してもディスクのアクセスランプが点滅しているのです。このディスクには100ギガぐらいのファイルが入ってます。どれぐらい時間がかかるかわからないし、そもそも、このディスクには索引なんて必要ないのです。
そこで、このディスクにはspotlight が索引を作らないようにすることにしました。
■spotlight が索引を作らないボリュームを指定するコマンド
ターミナルから以下のように入力します。*1
sudo mdutil -i off /volumes/「ディスク名」
「ディスク名」は、索引を作りたくないボリューム名です。たとえばmacHDなどになっていると思います。
このコマンドを入力すると、rootのパスワードを要求してきますので、実は、この前にrootのパスワードをセットアップしておく必要があります。
なので、先に、
sudo passwd root
として、rootのパスワードを入力しておきましょう。
ちなみにrootというのは、なんでもできる管理者ですのでパスワードの取り扱いには十分注意しましょう。
*1: ターミナルは「アプリケーション/ユティリティ/」にあります。