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OS9のファイルをOSXに移動したら文字化けした

File name encoding

OSXのftpをONにして、OS9からファイルをアップロードしたら、OSXのほうでは、文字化けしまくってます。

なんで??

アップル社のサイトを見たらありましたので転記します。

Mac OS 9 Finder は、アップル専用の Mac OS 文字セット(MacRoman や MacJapanese など)を使用して、ファイル名の入力や表示を行っています。Mac OS X Finder は、Unicode と呼ばれる国際標準の文字エンコーディングを使って、ファイル名の入力や表示を行っています。Mac OS 9 はファイル名を Unicode に変換して Mac OS 拡張ボリュームに保存しますが、エンコーディングがシステムデフォルトと異なる場合(例えば、英語システム上の日本語ファイル名や、その逆の場合) Unicode への変換を適切に行うことができません。そのため、ファイル名は期待通りに表示されないことがあります。「Mac OS X File Name Encoding Repair」ユーティリティは、適切な変換ができなかった、一般的な場合の多くを修正することができます。

FileNameEncodingRepair.dmg.bin <download>

English v1.0 2003-2-25

対応 Mac OS X 10.1.x および 10.2.x

ユーティリティの使用方法
ユーティリティをダウンロードして、お使いのシステムにインストールします。ユーティリティを使用するには、ファイルやフォルダをこのユーティリティのアイコン上にドラッグします。ユーティリティは、対象となるファイルに適切なエンコーディングは何かを聞いてきます。ポップアップメニューから適切なエンコーディング(これは、対象となるファイル名の言語に一致するエンコーディングとなります)を選択します。複数の言語で使用されるエンコーディングの場合は、メニューでマウスをいったん停止すると、そのエンコーディングでサポートされている言語はどれかを教えてくれる、小さなヒントウインドウが表示されます。ファイル名が正しく表示されない場合は、ユーティリティをもう一度使って、別のエンコーディングを試してみてください。

二つのオプションが指定できます:

1. Mac OS X 用に最適化する(デフォルトでオン)。これは、ファイル名を Mac OS X で適切に表示されるように最適化します。このオプションは、現在のところは、中国語、日本語、韓国語エンコーディングにのみ反映されます。これは、2 種類のエンコーディングが混在するファイル名(例、MacSimplifiedChinese と MacRoman)の取り扱いを制御するのと同様に、アップルシステムフォントの特定の特殊文字を取り扱う方法を制御します。

2. フォルダに対して、フォルダに含まれる内容についても修正する(デフォルトでオフ)。このオプションがオフに設定されていると、フォルダがこのユーティリティ上にドロップされたときに、フォルダの名前のみが修正されます。このオプションがオンに設定されていると、対象となるフォルダに含まれている、ファイルとフォルダ(およびこれらのフォルダのサブフォルダ)の名前も、同様に修正されます。数多くのファイル名の変更作業を行って、うまくいかなかった場合に元に戻す作業は大変なので、このオプションを使用する場合は注意が必要です。あらかじめ、対象となるフォルダやファイルのバックアップを取っておくことをお勧めします。


エンコーディングとオプションの選択をしたら、「Repair(修正)」をクリックします。ユーティリティは、ユーティリティ上にドロップされたファイルやフォルダの名前を、選択されたエンコーディングに変換しようとします。名前の変換ができない場合や、ユーティリティが Mac OS 9 でのオリジナルデータを推定できない場合、名前は変換されないままになります。そのようなファイル名は、Finder で名前を編集して適切な名前を再入力することで修正できます。

「Repair(修正)」をクリックしたら、Dock や Finder 内のこのユーティリティのアイコン上に、名前を修正したい他のファイルやフォルダをドロップできます。作業が完了したら、ユーティリティメニューを使うか、または「command」キーと「Q」キーを同時に押してユーティリティを終了します。