■Ethernetケーブルで電源を供給するPoEハブ
ネットワークカメラを設置する時にハブから遠い位置に取り付けたいのですが、そこには100Vの電源コンセントがない、、なんてことがよくあります。
そういうとき便利なのがPoE対応のカメラ。
【HCM581パナソニック】
これだとEthernetのケーブルから電源をもらえるのです。
そのためには、【PoE対応ハブ】を用意しないといけません。
Ethernetケーブルで電源供給【PoE対応ハブ】
だいたい2万円弱というところです。
これで電源の心配なくどこにでもネットワークカメラを設置できます。
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PoE=Power over Ethernet
PoEとは、Ethernetの配線に使うケーブル(カテゴリ5のより対線)を利用して電力を供給する技術。2003年6月にIEEE 802.3afとして標準化された。
48Vで15.4Wの電力が給電でき、電源を取りにくい場所に置く機器や、従来電源が必要なかった機器をEthernet対応にする場合などに使う。具体的にはVoIP対応の電話機(IP電話)や無線LANのアクセスポイント、Webカメラなどへの応用が期待されている。
■メモ
電気の記号・図
電気の記号の図 |
■デジカメ、カメラをカビから守る
うっとうしい梅雨の時期に入り、しばらくジメジメとした不快な日々が続いている。この時期、食中毒とともに気を付けなければならないのが、大切なカメラ機材のカビ対策だ。うっかりしていると、貯金をはたいて購入したお宝レンズやボディーを修理送りにするハメになってしまう。
湿度が60%を超えてくると、カビが繁殖しやすい状況になる。
なぜか食品ではないカメラやレンズにまでカビが生えてしまう。
カビの養分になる人間の皮脂が付着しやすいレンズの前玉ならばまだしも
通常は触れることのないレンズユニット内部に生えるのがやっかいだ。
そのようにカビが発生したレンズは、くもりのような症状を引き起こすため、レンズの解像感が大きく損なわれてしまう。
目視で確認できなくても、すでにうっすらとカビが発生していることは珍しくない。
目でくもりが分かるほどなら、相当ひどい状態なのだ。
一見してカビがまったくないように見えても、すでにレンズ内に潜り込んでいる可能性は高い。大繁殖を防ぐためにも、日ごろからの対策が肝心
このようにカビが生えてしまったレンズは、修理に出すしかない。カビは表面に付着するだけでなく、レンズの内部に入り込んでしまうため、レンズの清掃だけでは解決できないケースも多い。
レンズの交換になると、技術料込みで2万円近くかかることもある。1枚あたりの製造コストが高い特殊なレンズを使っている高性能レンズほど、レンズ修理の代金も当然高くなってしまう。
あるカメラマンによると「ふだんからカメラやレンズを使っていれば、防湿庫がなくても問題ない」とのこと。外に持ち歩けば、室内よりも湿気の少ない外気に触れられるし、屋外で撮影していれば太陽光に当たって殺菌効果も期待できる。
家の押し入れは、湿気を含むよどんだ空気が動かずに滞留してしまう。カメラバッグなどに入れたまま押し入れに突っ込んでおくのが一番いけないのだ。
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格安での防湿対策は、、
プラスチック製の密閉容器内に乾燥剤を入れ、そこにカメラやレンズの機材を収納する。
ナカバヤシの「【キャディドライボックス】
8L(DB-8L)」。
密閉できるプラスチック製ボックスで、容量は約8リットル。
ボディー1つとレンズ2本、クリップオンストロボ1つぐらいが収納できる。
容量が3倍以上の「DB-27L」(27リットル)でも3150円と、大きさの割に価格は手ごろだ。
オススメなのが、アナログ式の湿度計が付いていること。乾燥剤は、吸湿効果がなくなっても分からないことが多いが、湿度計があれば湿度の変化で乾燥剤の効果を確認できる。大まかな湿度が分かればよいので、正確な値を表示するデジタル式ではなくアナログ式で十分。
さらに【湿度を40%に保つ乾燥剤☆キングドライ】を入れる。
これは湿度が低いと吸湿力が下がるナイロン製フィルムに乾燥剤を封入することにより、必要以上に乾燥するのを抑え、湿度を40%前後に保てるという。
見た目は普通の乾燥剤だが、乾きすぎを抑える工夫が凝らされており、40%前後の理想的な湿度に保てる。持続期間は8〜14カ月で、袋が膨張して振ってもカサカサ音がしなくなったら交換のタイミング
ドライボックスに乾燥剤1つを入れ、ボディー1台とレンズ2本を収納してみた。ボックスの湿度計で確認してみると、ボックス内の湿度は30〜40%前後で安定。カビの繁殖しやすい60%以上の湿度を大幅に下回っており、カビ対策としては満足だ。この状態ならば、湿った空気が滞留している押し入れに収納しても安心できる。
以上
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/special/20090625/1027318/
から抜粋 |