LUMIX FX66
描画エンジンは「ヴィーナスエンジン」
発売日, 2010年2月19日
今回新たに、解像感の更なる向上を狙い「超解像技術」を画像処理エンジン「ヴィーナスエンジン」に搭載しました。シーンや被写体の状況に合わせてカメラが自動で解像感向上処理を適切に行い、「おまかせiA(インテリジェントオート)モード」※2や通常の撮影状況における画質改善はもとより、デジタルズームや高速連写モードなど解像感が低い画像や記録画素に制限がある画像の画質向上も実現しました。
1.「超解像技術」の搭載で“おまかせキレイ”が更に進化
本製品は、解像感の向上をめざし、ヴィーナスエンジンVIに新たに「超解像技術」を搭載することによって、輪郭部や細かい部分、変化の少ない平たんな部分を特定し、それぞれの部分に応じた最適な画像処理を行うことを可能にしました。
従来、シャープネスを高めると画面全体に同じ処理を行うことになり、不必要な偽エッジやノイズが発生してしまうことがありました。
「超解像技術」では、画像を分析し特徴量抽出を行うことで、エッジ部、ディティール部、グラデーション部の3種類に分離して画像に合わせた最適な解像感向上処理を行います。
この技術により以下を実現しました。
1: 通常画質の向上
フル画素の画像をさらに解像感のある画質にし、高性能LEICAレンズの性能をさらに引き出します。
2: 高画質なズーム倍率の向上=iAズーム機能
これまでは光学式ズームを超えるとデジタルズームになるため画質が劣化していましたが、この超解像技術により、光学ズームのテレ端から約1.3倍の6.5倍までデジタルズーム時の解像感を光学ズーム並みの美しさにキープできるiAズームを実現しました。
3: 高感度撮影の画質向上
高感度撮影時、解像感を失いがちなノイズリダクションを効かせても解像感を保つことが可能なため、ノイズリダクション処理を効果的に行うことができるようになりました。
4: 静止画切り出しやSCNモードの解像感向上などに活用
・ 3M、2Mサイズのみで使用可能なシーンモード(高速連写、高感度、フォトフレーム)やズームマクロ時も、解像感を向上させよりキレイになりました。
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn100126-3/jn100126-3.html |