植物の色、いろいろ
クロロフィル
クロロフィル (Chlorophyll) は、光合成の明反応で光エネルギーを吸収する役割をもつ化学物質。葉緑素(ようりょくそ)ともいう。
C55H70O6N4Mg
青と赤を吸収する。
そのため緑が透過するので葉が緑に見える。
カルテノイド
カロテノイド(カロチノイド,carotenoid)は黄、橙、赤色などを示す天然色素の一群である。
C40H56 の基本骨格を持つ。
自然界におけるカロテノイドの生理作用は多岐にわたり、とくに光合成における補助集光作用、光保護作用や抗酸化作用等に重要な役割を果たす。
また、ヒトをはじめとする動物の必須栄養素であるビタミンAの前駆体となるほか、近年ではがんや心臓病の予防効果も報告されている。
wikiより
紅葉との関係
紅葉の時期、クロロフィルが減ると青と赤もクロロフィルから透過される。
一方、カルテノイドは青を吸収する。
そのため、緑と赤が透過され、合成されて黄色く見える。
アントシアニン
アントシアニン(英: anthocyanin)は、植物界において広く存在する色素
花や果実の色の表現に役立っている。フラボノイドの一種で、抗酸化物質として知られる。
pH により色調は変化し酸性条件下で赤色、アルカリ性条件下で青色となる。
鉄
Fe(0H)2は緑、Fe2+は黄色、Fe3+は茶色
水溶液中ではpHに依存してFe(OH)2(緑色)からα-、β-、γ-、δ-オキシ水酸化鉄(褐色)、酸化鉄(II,III)まで様々な組成の酸化物が生成する |