小顔マッサージ,まぶたを押すのは危険,まぶたが垂れる
小顔マッサージの動画などで、まぶたの上をぐいぐい押してるのがありますが
とても危険です。
まぶたには瞼板(けんばん)という組織があり
その瞼板(けんばん)を引き上げるのは細いロープ状の筋肉です。挙筋です。
また、たくさんの繊維がまぶたにあり、まぶたを引き上げています。
これらはすべて、まぶたの上にあります。
まぶたの上をグイグイ押すと、これらの繊維が切れたり、挙筋と瞼板が外れる可能性が高くなります。
そうなると、まぶたが垂れ下がったままになります。
このまぶたが開かなくなった状態を、「眼瞼下垂」(がんけんかすい)といいます。
眼瞼下垂は、まぶたを引っ張り上げる筋肉などが傷ついて外れたり、
衰えたりすることが原因で起こります。
「まぶたをこすったり、グイグイ押すことは、そのロープをいじめたり、摩耗させることなんです。まぶたは、ダメージにならないよう、こすったり、もんだり、グッとつかんだりすることは避けたほうがいいと思います。」(形成外科医:篠原さん)
アイメイクも、間違ったやり方を続ければ、
こんな眼瞼下垂になる可能性が潜んでいるのです。
ネットでみかけた目のマッサージの写真をいくつか集めてみました、
ぐいぐい押すのは、かなり危険です、十分注意しましょう。
ちなみに、ツボは、まぶたにはありません。