【四国八十八ケ所巡り】59番 伊予国分寺(いよこくぶんじ)愛媛県今治市 2014年3月の訪問

伊予国分寺
(いよこくぶんじ)は、愛媛県今治市国分に位置する真言律宗の寺院。金光山(こんごうざん)、最勝院(さいしょういん)と号す。本尊は薬師瑠璃光如来(薬師如来)。四国八十八箇所霊場の第五十九番札所。札所寺院としては、単に「国分寺」と称するのが通例である。
本尊真言:おん ころころ せんだりまとうぎ そわか
ご詠歌:守護のため建ててあがむる国分寺 いよいよめぐむ薬師なりけり
歴史
天平13年(741年)、聖武天皇が発した国分寺建立の詔によって建立された諸国国分寺の一つである。国分寺は『金光明最勝王経』による国家鎮護の寺であり、当寺もそれから山号・院号がつけられている。寺伝では聖武天皇の勅願により行基が開創し、第三世・智法律師のとき、空海(弘法大師)が逗留し五大明王の画像を、その後、真如は法華経を奉納したとされる。
境内
- 本堂:寛政元年(1789年)に再建されたもの。
- 大師堂
- 金毘羅堂:本堂と大師堂の間に棟つづきである
- 弁財天祠
- 握手修行大師像
- 七福神石仏
- 薬師如来の薬壺
- 書院:奈良時代から平安時代初期にかけての寺宝や文化財、旧国分寺からの出土品を保存している。
- 鐘楼
数段の石段を上ると右に鐘楼があり、正面の石柱門を入ると境内である。すぐ左に手水場(薬壺から水が出る)があり、右には薬師如来の薬壺、握手修行大師像があり、正面に本堂が建つ。本堂の右側に大師堂があり、左に書院、納経所がある。
- 宿坊:なし
- 駐車場:20台。大型3台。普通車で200円。
交通案内
- 鉄道
- バス
- せとうちバス 桜井団地循環もしくは唐子台循環「国分寺」下車 (0.2km)
- 道路
前後の札所
2014年3月の訪問