2020年　流行語大賞　候補と意味

・愛の不時着／第4次韓流ブーム

愛の不時着（あいのふじちゃく、英：Crash Landing on You 韓: 사랑의 불시착）は、大韓民国tvNで、2019年12月14日から2020年2月16日まで放送されたテレビドラマ。 日本では、Netflixで2020年2月から配信された。

・新しい生活様式／ニューノーマル

コロナの影響により誕生した今までにない生活様式

・あつ森

任天堂より2020年3月20日に発売されたNintendo Switch用ゲームソフト。どうぶつの森シリーズの第7作目。キャッチコピーは「何もないから、なんでもできる」。公式の通称は『あつ森』

・アベノマスク

2020年2月以降に日本国内で発生しているマスク不足を解消することを目的に安倍内閣が実施した、全世帯にガーゼ製の布マスクを2枚ずつ配布するという緊急対応策の俗称。

・アマビエ

アマビエは、江戸時代後期に製作されたとみられる瓦版に類する刷り物に、絵と文とが記されている。肥後国（現・熊本県）の夜ごとに海に光り物が起こったため、土地の役人がおもむいたところ、アマビエと名乗るものが出現し、役人に対して「当年より6ヶ年の間は諸国で豊作がつづく。しかし同時に疫病が流行するから、私の姿を描き写した絵を人々に早々に見せよ。」と予言めいたことを告げ、海の中へと帰って行ったとされる。

コロナの影響で注目された。

・ウーバーイーツ Uber Eats

アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコに拠点を置くウーバー・テクノロジーが2014年より展開しているオンラインフードデリバリーサービス。コロナで在宅勤務が増えたことにより需要が拡大した。

・AI超え

将棋の藤井聡太二冠（18）が、6月28日に行われた棋聖戦五番勝負第2局で指した58手目・3一銀が「AI超え」と呼ばれた。藤井氏は最年少でのプロ入り、怒涛の29連勝、さらに最年少での二冠達成と、次々と記録を塗り替える棋士。

・エッセンシャルワーカー（Essential Worker）

私たちが生活を営む上で欠かせない仕事に従事している人々のこと。米政府は医療、エネルギー、通信、農業、食品などの分野で社会を支える人々としている。

・おうち時間／ステイホーム

コロンの影響で在宅の時間が増えたことから。

・オンライン○○

スマホやパソコンなどのネットワークに接続した機器を通して行う活動。

オンライン飲み会、オンラインサイン会、オンラインサロンなど。

・顔芸／恩返し

ドラマ「半沢直樹」から大和田が中野渡頭取に「施されたら施し返す、恩返しです！」と言ったことから。

出演している歌舞伎俳優たちの迫力ある顔芸も話題になった。

・カゴパク

スーパーなどのカゴを持ち帰ること。レジ袋が有料化したことで急増した。もちろん万引と同じ窃盗罪である。

・鬼滅の刃

吾峠呼世晴による日本の漫画。略称は「鬼滅」。『週刊少年ジャンプ』（集英社）にて2016年11号から2020年24号まで連載された。大正時代を舞台に主人公が鬼と化した妹を人間に戻す方法を探すために戦う姿を描く和風剣戟奇譚。作風としては身体破壊や人喰いなどのハードな描写が多い。

・クラスター（Cluster)

疫学におけるクラスターは、時間的および地理的の両方の観点で、近接して発生する特定の疾患または障害が異常に高い発生率である集団 。

・香水

無名の男性シンガーソングライター、瑛人による楽曲「香水」のこと。

CDは発売されずデジタル配信のみで2019年4月にリリースされた。5月25日付のBillboard JAPAN 総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”で１位となった。

レコード会社にも芸能事務所にも所属していないアーティストが国内チャートで1位となるのは初のこと。

瑛人はこの“現象”に一切の仕掛けや戦略がないことを公言している。ブレイクのきっかけになったのはTikTokだ。今年4月に入って、この曲をカバーした動画をTikTokに投稿するユーザーが増えはじめた。その後はYouTubeや各種SNSにもカバーやダンス動画が次々と投稿されてムーブメントが広がった。

・GoToキャンペーン

日本国内における観光などの需要を喚起して、2020年に起きた新型コロナウイルス感染症の流行と、その流行による緊急事態宣言に伴う外出自粛と休業要請で疲弊した景気・経済を再興させることを目的とした、日本在住者および国内を対象とする日本政府による経済政策。

キャンペーンは、国内旅行の費用を補助する国土交通省（観光庁）所管の「Go To トラベル」（観光キャンペーン）、飲食需要を喚起する農林水産省所管の「Go To Eat」（飲食キャンペーン）、イベントなどのチケット代を補助する経済産業省所管の「Go To イベント」（エンターテイメントキャンペーン）や商店街振興の「Go To 商店街」（地域振興キャンペーン）で構成される。

Go To トラベルは2021年春まで継続する予定(予算なくなり次第終了)

Go To Eatは終了した。

・3密（三つの密）

3つの密（みっつのみつ）は、2020年（令和2年）の新型コロナウイルス感染症（COVID-19）拡大期に総理大臣官邸・厚生労働省が掲げた標語。

集団感染防止のために避けるべきとされる密閉・密集・密接を指す。3つの「密」・三つの密とも表記され、一般に3密（さんみつ）と略される。また、英語圏ではThree Cs・3Csとして普及している。

・自粛警察

コロナの緊急事態宣言に伴う、行政による外出や営業などの自粛要請に応じない個人や商店に対して、偏った正義感や嫉妬心、不安感から、私的に取り締まりや攻撃を行う一般市民やその行為・風潮を指す俗語・インターネットスラングである。 コロナ自警団、自粛自警団、自粛ポリスとも呼ばれる。マスク警察や正義中毒、正義厨と呼ばれるものも出現している。

違法性について弁護士の本間久雄により、以下の罪に問われる可能性が指摘されている。

刑法、軽犯罪法1条33号 、威力業務妨害罪（刑法234条）、強要罪（刑法223条）、侮辱罪（刑法231条） 、
民事においても張り紙による名誉毀損や営業妨害で客が減少した場合や、店主や店員が精神的苦痛を受けたときは、売上減少の逸失利益や慰謝料等について不法行為（民法709条）に基づき損害賠償請求を受けることになる可能性が指摘されている

・Zoom映え

Zoom（ズーム）は、Zoomビデオコミュニケーションズが提供するクラウドコンピューティングを使用したWeb会議サービスの名称。Web会議しているときにカメラ映りの見映のこと。

・総合的、俯瞰的

日本学術会議が推薦した候補者105人のうち99人は任命され、6人が任命されなかった問題で、政府側は「総合的・俯瞰（ふかん）的」という表現を10回以上繰り返して具体的な説明を避けた。

その後、菅首相は10月28〜30日の国会答弁で「民間出身者や若手が少なく、出身や大学に偏りが見られることを踏まえ、多様性が大事ということを念頭に私が判断した」と述べた。

・ソーシャルディスタンス

感染症の拡散を停止または減速させることを目的とした、医薬品を使わない感染抑制のための手段。

人と人との間に物理的な距離を取ることによって人が互いに密接な接触を行う機会を減少させる方策のこと。

・ソロキャンプ

キャンプを一人で楽しむこと。

・テレワーク／ワーケーション

「ワーク」（労働）と「バケーション」（休暇）を組み合わせた造語（かばん語）で、観光地やリゾート地でテレワーク（リモートワーク）を活用しながら、働きながら休暇をとる過ごし方。

在宅勤務やレンタルオフィスでのテレワークとは区別される。働き方改革と新型コロナウイルス感染症の流行に伴う「新しい日常」の奨励の一環として位置づけられる。

・時を戻そう（ぺこぱ）

お笑いタレント「ぺこぱ」の決め台詞

・NiziU（ニジュー）

日本の9人組グローバルガールズグループ。日本のソニーミュージックと韓国のJYPエンターテインメントによる日韓合同オーディションプロジェクト「Nizi Project」で選出された日本人9名によって結成された。

・濃厚接触者

感染症などの疑いがある有症者に直接触れたり、屋内等で長時間の接触があったりした人。

・BLM（BlackLivesMatter）運動

アフリカ系アメリカ人のコミュニティに端を発した、黒人に対する暴力や構造的な人種差別の撤廃を訴える、国際的な積極行動主義の運動

・PCR検査

PCR:polymerase chain reaction ポリメラーゼ連鎖反応

DNAサンプルの特定領域を数百万〜数十億倍に増幅させる反応または技術。英語表記の頭文字を取ってPCR法、あるいは単純にPCRと呼ばれ、「ポリメラーゼ・チェーン・リアクション」と英語読みされる場合もある。

PCR法によりDNAを増やして行う検査。細菌の検出、ウイルス感染症の検査、遺伝子検査などに用いられる。

・フワちゃん

日本のお笑いタレント、YouTuber。本名は不破 遥香（ふわ はるか）帰国子女であることもあって英語が堪能。

・まぁねぇ～（ぼる塾)

ぼる塾(吉本興業に所属する日本の女性お笑いカルテット)の決め台詞。

2020流行語大賞、発表は12月1日13時50分から