イベルメクチンというのは、ノーベル賞の大村博士が開発した薬です。
寄生虫系の病気に効くということで、すでに世界中の3億人以上での実績があり、副作用も極めて少ないものです。
今回、コロナに対しても有効性が示唆されたため、北里研究所などが市販化に向けた治験を開始しました。
もしコロナに感染された方は治験に参加することができます。
以下↓↓
【新型コロナウイルス感染症に対するイベルメクチンの医師主導治験】 患者リクルートを目的としたコールセンターを設置しました
より抜粋
北里大学病院(神奈川県相模原市南区、以下「当院」)は、山岡邦宏(北里大学医学部 膠原病・感染内科学、教授)を治験調整医師とした抗寄生虫薬イベルメクチンの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する適応追加を目指した医師主導治験(以下「本治験」)を推進するため、
2021年6月17日に、コールセンターを介する患者リクルートシステムを立ち上げました。
東京都内で被験者を集めることを目的とし、治験実施医療機関近隣の港区および杉並区からスタートして、随時、東京都内に展開していく予定です。
本治験は、イベルメクチンの新型コロナウイルス感染症に対する適応追加を目指して2020年9月より開始し、多くの方々のご支援のもとに実施しています。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の全国的な感染拡大にともなう医療逼迫の影響を受け、2021年6月時点の登録症例数は、予定の半数を超えたところです。
こうした状況に鑑みて、本治験の早期終了を目指すために、東京都医師会の協力を得て、東京都内においてコールセンターを介する患者リクルートシステムの運用を開始しました。
このシステムの特徴は、
①東京都医師会に所属する都内の近医(個人院・クリニック等)を受診した新型コロナウイルス感染症疑い患者に対して、近医から本治験を紹介すること、
②前述の紹介により本治験への参加を希望する患者に対して、近医に代わってコールセンターが相談窓口となり、治験情報をきめ細やかに提供することです。
今回設置したコールセンターが、近医と患者の双方をサポートし、さらに治験条件に照らして患者の一次スクリーニングをおこなうことで、効率的な症例登録の促進につながることが期待されます。
当院は、一日も早く本治験を終了できるよう、目標症例数達成に向けて取り組んでまいります。
コロナに感染された方は治験に協力参加できます。
Post Views: 1,034