【飲酒】体内でのアルコール(エタノール)の分解とアセトアルデヒド、活性酸素
・全体
体内のエタノールは、肝臓で90%が代謝される。残りは尿、肺などから排出される。
以下↓↓のように一次、二次の代謝により酢酸になる。
エタノール -> アセトアルデヒド -> 酢酸
CH3CH2OT -> CH3CHO -> CH3COOH

一次代謝の特徴 肝臓の酸性化、慢性摂取では活性酸素の発生からの肝機能障害
エタノール -> アセトアルデヒド
・NADの系
酵素ADH(alcohol degydrogenase)とNAD(nicotine amide)+の関与で代謝される。
NAD+はNADHに変化することでNADHとH+が増えて肝臓は酸化状態になる。

アセトアルデヒドは毒性が強いが通常は代謝されてエタノールの1000分の1の程度の濃度となる。
しかし、慢性のアルコール摂取、または、大量の摂取はアセトアルデヒドの濃度を高めるので肝臓機能障害をもたらす。
・CYP2E1の系
また、慢性摂取の場合、CYP2E1(cytochrome P450 2E1)による代謝も起こる。

このとき、活性酸素種が産出されて肝機能の障害をもたらす。
この反応はADH活性が低い脳や心臓においても起こり、結果として、脳の障害も心臓の障害の原因になる。
また、長期のアルコール摂取により、この系による代謝の割合は50%に上昇する。
つまり、活性酸素種が大量に発生することになり細胞の障害を引き起こしやすい環境になる。
二次代謝
アセトアルデヒドは酢酸に変換される。

アルコールの処理速度は、1時間4g
理論的には、体重60kgの人の場合、1時間に8gのエタノールを処理できる。
実際には1時間あたり4gが妥当とのこと。*1
・睡眠をとるとアルコールの処理は遅くなる。

出典
*1 アルコールの基礎知識 札幌医科大学医学部法医学講座 松本博志

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