【日本の東西南北の端16シリーズ・その4】北海道の最西端、尾花岬、2014ver
【日本の東西南北の端16シリーズ・その4】北海道の最西端、尾花岬、2014ver
ここ、北海道の端ポイントで一番の難所です。
普通に行ってもすんなり迷います。
なぜって道がないんですよ。
岬の3キロぐらいあるとても長いトンネルを延々と走りようやく明るい出口から出たら、なぜか目的地を通り過ぎてるんです。あれ?と思いUターンしてまた長いトンネルを延々ともどる。
よくよくみたらトンネルの真ん中あたりに岬があるんですね。
なのでトンネルを出て徒歩で行くしかないです。
それに気づいてトンネルのどっち側からアプローチするのが簡単か調べるためにさらに往復して、結局、12キロ走行してるし(≧ω≦)
そして、次の難関は目の前にそびえる高さ2メータほどの防波堤です。
どう登るのか、その体力と知恵が必要ですし、帰るルートも考えておく必要があります。
防波堤の向こう側では、波と風がすごい音を立てて覚悟を迫ってきます。
ここからは自己責任でお願いします。
悪天候のときは絶対に行かないほうがいいと思います。
モフPは念のため食料とか防寒着とかサバイバルできるように装備して行きましたよ。(≧ω≦)
しばらく岩場を歩き、最西端までたどりつきました。
岬の岩の上に立つと波の轟音と風の自然の生命に包まれて人の世界から離脱し大自然と融合した不思議な感覚になります。
まさに神聖なる地でした。
尾花岬
北海道久遠郡せたな町
尾花岬
当岬の周囲には天狗岳と毛無山があり、非常に険しい海岸線となっている。北海道道740号北檜山大成線は、この付近を通る全長3,395mの太田トンネルが2013年に開通するまでは不通状態であった。岬へ通じる道は一切無い。
Wikipediaより