タイサンボクの蕾が山彦に似てる
タイサンボクの蕾
ゲゲゲの鬼太郎にでてくる山彦、呼子、を思い出した。
呼子(よぶこ)/ 山彦(やまびこ)/ 山小僧(やまこぞう)
山で音声を反響させる妖怪。
わら頭巾をかぶった顎や前歯が大きい男児の姿で、眼や足は1つだったり2つだったりする。
話によって上記の様に3つの呼称がある。
大声でショックを与える、音波攻撃を反射する(『妖怪千物語』)、声真似、かなり遠くからでも「ヤッホー」と呼ばれると相手と場所を特定でき、また自分の声はあの世までも届く(アニメ第5作)など、音に関係した術が得意。
鳥取県鳥取市では、山中に住む呼子(よぶこ)または呼子鳥(よぶこどり)という者が、山彦の声を発すると考えられていた[2]。高知県幡多郡橋上村(現・宿毛市)楠山では、昼夜問わず深山で突然恐ろしい声が聞こえる怪異をヤマヒコという[3]。
西日本に伝わる妖怪の山童や、『和漢三才図会』にある妖怪の玃(やまこ)と同一視されることもあり、木の霊が山彦を起こすと考えられたことから、木の中に住んでいるという妖怪の彭侯とも同一視された。『百怪図巻』『画図百鬼夜行』などの妖怪画集にあるイヌのような姿の山彦は、玃または彭侯をモデルにしたものと考えられている[4]。
前述の鳥取の呼子鳥は鳥の姿といわれるほか、長野県北安曇郡の小岩岳では人の言葉を返す「山彦岩」という岩があるなど、妖怪としての山彦の起源や種類は一様ではない[4]。