タウシュベツ川橋梁、行き方、事務所で鍵を借りて35キロ走る、ダートあり、徒歩あり、解説【北海道】2020年
みんな大好きタウシュベツ川橋梁
いつもなら10月には水没するので夏場しか見えません。
ただし今年は水不足で10月でも見ることができる20年ぶりのレアな年ですよ。
道路際の展望所からも見れますが近くで見るには林道を走るために手続きが必要になります。
注意
2023年現在、ゲートの鍵はweb予約に変更になっています。
予約サイト▼
非常に込み合っていて実質、予約できない状態です。
以下、2020年の方法です
行き方
STEP1
十勝の管理事務所で鍵と通行許可証を借りる。
まずは早起きして十勝の管理事務所で林道のゲートの鍵を借りましょう。
十勝西部森林管理署 東大雪支署
8時30から17時
TEL 01564-2-2141
朝8時30からオープンですが、平日でも8時過ぎには10人ぐらい並んでました。
休日などはもっと混むと思いますのでもっと早く並ばないと鍵を借りられません。
鍵は15個~20個ぐらいと思います。
借りられない場合は先に借りた人たちが事務所にもどってくるまで待つしかありません。
3人ずつ同時進行でしたが30分ぐらい待ちました。
こういうのに記入します。
スタッフの方が、行き方の説明をしてくれます。
道順も説明してくれます。
その後、許可証と鍵を受け取ります。
鍵は17時までに返す必要があります。
タウシュベツ川橋梁までは往復で70km以上あり、ダート往復10km、徒歩でぬかるみを歩くので、時間はかかります。
STEP 2
林道のゲートまで35km走ります。
十勝の事務所からほぼ信号はありませんので快適なドライブです。
林道入口は、丸山橋が目印です。拡大しますと
丸山橋をわたってすぐV字型に右に曲がります。
ナビを拡大したら丸山橋がでてきました。とりあえず丸山橋をセットしてスタート。33kmです。
この日は早朝に雨が降っていて雲がかかってましたがタウシュベツ川橋梁の方面は青空が見えてます。テンションがあがりますね。
途中、糠平温泉の街を通過します。ここは赤色のもみじがとても多い場所です。帰り道に時間があれば温泉にも入りたいですね。
SETP 3
丸山橋を渡ってすぐ右に曲がり林道・ダートを走る
糠平温泉から10キロぐらいで「丸山橋」と看板がでてます。見逃さないように。
橋を渡ってすぐ右にV時ターンしますとすぐダートになります。
ここからちょっと走るとゲートがあります。借りてきた鍵で開けます。
紅葉がきれいでした。
ダートはかなり凸凹で水たまりもいっぱい。調子よく走ってたら突然大きな穴ぼこに落ちたりするので、ゆっくり行くのが吉です。
STEP 4
駐車場から徒歩5分でタウシュベツ川橋梁です。
ぬかるみなので長靴がベスト
ダートを5kmほど行くと駐車場に到達します。
駐車場は、2つあり、十分広いです。ここから徒歩です。
この道の向こうがいよいよタウシュベツ川橋梁です。わくわくしますね。200メーターほどです。
昨日の雨が残っていて、ぬかるみです。小さな川が流れていてスニーカでは水没します汗
長靴とかトレッキングシューズで来たら良かった。
足元はズボズボしているところもあります。
200メーターぐらいだけど、けっこうぬかるみにハマりたくないので時間かかる(>ω<)
キタ━━(゚∀゚)━━!!
広々していますよ。
川辺に降りてみました。
かなり傷んでます。。
帰り道は紅葉を楽しみました。
最後に十勝の管理事務所までもどり鍵を返却する。
帰るまで1時間かかるので余裕を見て計画を立てましょう。
タウシュベツ川橋梁、間近で見る方法 まとめ
・早朝に十勝西部森林管理署 東大雪支署の前の行列に並ぶ。できれば10位以内をとりたい。鍵は15個ぐらい??
・8時30から森林管理署が開き、鍵と林道通行許可証を受け取る。
・35キロほど走って丸山橋を渡ってすぐV字ターンで林道に入る。ここからダート。
・ダートを少し走ると林道のゲートが出現する。ゲートを鍵で開ける。
・凸凹と水たまり山盛りのダートの林道を5キロほど走ると駐車場があります。
・そこから徒歩200メーターぐらいでタウシュベツ川橋梁が出現します。
徒歩は、けっこうな水場のぬかるみなので長靴があればベストです。
・見学が終われば17時までに森林管理署に鍵と林道通行許可証を返却しましょう。
・ダートの森は紅葉が素晴らしいです。
・時間があれば糠平温泉で温泉と紅葉を楽しめます。
・とりあえず見るだけなら対岸の道路沿いの展望所から見えます。
・ガイドさんつきのツアーもあります。
ちなみに道路際の展望所からは以下↓↓のように見えました。
タウシュベツ川橋梁(タウシュベツがわきょうりょう)[1]は、北海道上士幌町の糠平湖にある、旧国鉄士幌線(廃線)のコンクリート製アーチ橋である[2]。名称に関しては「川」を省略しタウシュベツ橋梁と称されることもあるが、鉄道橋としての本来の正式名称ではなく、また上士幌町や保存会も正式名を継承している。
よく晴れた風のない日に、湖面に橋が映ると眼鏡のように見える。またアーチ橋ということもあり、「めがね橋」の別名を持つ。古代ローマの遺跡を思わせるその姿は、周辺の景色とも調和しているとされる。第1回北海道遺産に選定された「旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群」の1つである。
元々は、日本国有鉄道士幌線(1987年(昭和62年)廃線)が1939年(昭和14年)に十勝三股駅まで開通した際に、音更川の支流であるタウシュベツ[3]川に架けられた橋である。1955年(昭和30年)に、水力発電用人造ダム湖である糠平ダムが建設され、橋梁周辺が湖底に沈むことになったため、士幌線は湖を避けるように新線が建設され、切り替えられた。その際に、橋梁上の線路は撤去されたものの、橋梁自体は湖の中に残されることとなり、現在までその姿を留めている。
糠平湖は人造湖であり、季節や発電によって水位が劇的に変化するため、橋梁全体が水没してしまう時期もあれば、水位が低くなって橋梁全体が見渡せる時期もある。その様子から、「幻の橋」とも呼ばれる。