【ドローン】DJI Mavic 2 pro, Mavic mini 2, Mavic air 2 比較してみた。2020年11月版
DJI Mavic 2 pro, Mavic mini 2, Mavic air 2を 比較して表にまとめました。
以下、注目すべきポイントです。
本体
・重さが軽いほど風にながされやすくなります。
通常5m/s以下で飛ばすことが推奨されています。5m/sはかなり強い風です。
・最大飛行時間は、撮影時間に影響します。
いままでの経験ではカタログ値の半分ぐらいの時間で飛ばしているのが安心感があります。
Mavic 2 Proではカタログ値30分ですから半分の15分を最大飛行時間と決め、長くても行きに7分、帰りに7分で合計14分ぐらいで戻ってくるように飛ばしています。
カタログ値のギリギリで飛ばすのは戻れなくなるリスクが高まり非常に危険です。
・最大風圧抵抗は、これ以上の強風では制御できないことを意味しています。この3機種は同じ数値になっています。
バッテリー
・容量が大きいほど長時間のフライトと撮影が可能になります。
カメラ
・センサーはサイズが大きいほど鮮明に撮影できます。
・画素数(静止画)も大きいほど鮮明に撮影できます。
・ISOは、範囲が広いほど明るいものから暗いものまで撮影できます。
・動画解像度はピクセルが大きいほど鮮明になります。
ビジョンシステム
・衝突回避に必要なので前後左右に検知できるのがベストです。
Mavic 2 Proは全方向にあります。
mini2は下方のみですから操縦には十分注意しないといけません。
air2は前後と下方にあります。左右に移動するとき注意が必要です。
送信機
・伝送範囲はMavic 2 Proとmini2は、6kmもあるので十分です。air2は不明です。
・バッテリー容量が大きいほうがスマホに充電しながら操作できたりするので便利です。
アプリ
・遅延速度が小さいほど実際のドローンの場所が端末に正確に表示されます。
遅延が大きいと画面でみている場所よりも先にドローンが進んでいるので注意が必要です。電波環境によっては遅延がでやすくなります。
スペック |
Mavic 2 Pro |
Mavic mini 2 |
Mavic air 2 |
|
スペックURL |
https://www.dji.com/jp/mavic-2/info#specs |
https://www.dji.com/jp/mini-2/specs |
https://www.dji.com/jp/mavic-air-2/specs |
|
本体 | ||||
重さ g |
907 |
199 |
570 |
|
サイズ | ||||
折りたたみ時 |
214x91x84 |
138x81x58 |
180x97x74 |
|
展開時 |
322x242x84 |
159x203x56 |
183x253x77 |
|
動作環境温度 |
-10~40℃ |
0~40℃ |
-10~40℃ |
|
最大飛行時間(無風時) |
31分 |
18分 |
34分 |
|
最大速度 | ||||
秒速 |
20m/s |
16m/s |
19m/s |
|
時速 |
72km/h |
57.6km/h |
68.4km/h |
|
最大風圧抵抗 |
10.5m/s (38km/h) |
10.5m/s (38km/h) |
10.5m/s (38km/h) |
|
内部メモリー |
8GB |
不明 |
8GB |
|
バッテリー | ||||
容量 |
3850mAh |
1065mAh |
3500mAh |
|
重さ |
297g |
48.9g |
198g |
|
充電温度範囲 |
5℃~40℃ |
5℃~40℃ |
5℃~40℃ |
|
カメラ性能 | ||||
カメラセンサー |
1インチCMOS |
1/2.3インチCMOS |
1/2インチCMOS |
|
有効画素数(静止画) |
20MP |
12MP |
12MPと48MP |
|
画角FOV |
77° |
83° |
84° |
|
焦点距離(35mm換算) |
28mm |
24mm |
24mm |
|
絞り |
2.8 |
2.8 |
2.8 |
|
撮影範囲 |
1m~∞ |
1m~∞ |
1m~∞ |
|
ISO 動画 |
100~6400 |
100~3200 |
100~6400 |
|
動画解像度とフレームレート |
4K:3840×2160, 24/25/30p |
4K:3840×2160@24/25/30fps |
4K Ultra HD:3840×2160 24/25/30/48/50/60 fps |
|
2.7K:2688×1512, 24/25/30/48/50/60p |
2.7K:2720×1530@24/25/30fps |
2.7K:2688×1512 24/25/30/48/50/60 fps |
||
FHD:1920×1080, 24/25/30/48/50/60/120p |
FHD:1920×1080@24/25/30/48/50/60fps |
FHD:1920×1080 24/25/30/48/50/60/120/240 fps |
||
4K Ultra HD HDR:3840×2160 24/25/30 fps |
||||
2.7K HDR:2688×1512 24/25/30 fps |
||||
FHD HDR:1920×1080 24/25/30 fps |
||||
動画フォーマット |
MP4/MOV(H.264/MPEG-4 AVC、H.265/HEVC) |
MP4/MOV(H.264/MPEG-4 AVC) |
MP4/MOV(H.264/MPEG-4 AVC、H.265/HEVC) |
|
最大ビットレート |
100Mbps |
100Mbps |
120Mbps |
|
SDカード 最大 |
128GBのmicroSDに対応。UHS-Iスピードクラス3以上。 |
UHS-Iスピードクラス3以上。 |
256GBのmicroSDに対応 |
|
ジンバル |
3軸 (チルト、ロール、パン) |
3軸 (チルト、ロール、パン) |
3軸 (チルト、ロール、パン) |
|
ビジョンシステム | ||||
検知範囲・前方 |
0.5~40m |
なし |
0.35~44m |
|
検知範囲・後方 |
0.5~32m |
なし |
0.35~47.2m |
|
下方ホバリング範囲 |
0.5~22m |
0.5~10m |
0.5~30m |
|
左右 |
0.5~10m |
なし |
なし |
|
障害物回避 |
全方向障害物検知 |
不明 |
APAS3.0 |
|
送信機 | ||||
動作環境温度 |
0℃~40℃ |
-10~40℃ |
-10~40℃ |
|
最大伝送距離 |
6km |
6km |
記載なし |
|
ライブビュー品質 |
720p/60fps |
720p/60fps |
記載なし |
|
バッテリー容量 |
3950mAh |
5200mAh |
記載なし |
|
対応端末最大サイズ mm |
160×8.5 |
180x86x10 |
180x86x10 |
|
アプリ |
DJI GO4 |
DJIFly |
記載なし |
|
最大ビットレート |
12Mbps |
8Mbps |
記載なし |
|
遅延最大 |
130ms |
200ms |
記載なし |
|
充電器 | ||||
入力 |
100~240V、50/60Hz,1.8A |
100~240V、50/60Hz,0.8A |
100~240V、50/60Hz,1.3A |
|
定格出力 |
60W |
18W |
38W |
|
操作方法 | ||||
カメラ設定 |
離陸直後に被写体にフォーカスを合わせておけば、あとは基本的にオートでOK。 |
調査中 |
調査中 |
|
アクティブトラック |
端末画面で設定 |
調査中 |
調査中 |
|
オプション | ||||
プロペラガード |
これをつけると左右の障害物センサーは効かなくなる。 |
|||
価格 |
197,560円 |
59,400円 |
105,600円 |
まとめ
やはり値段が高いものほど高機能ですね。
衝突回避機能がほしいとなるとMavic 2 Proかair2というところになると思います。
価格的にはmini2からair2、mavic2proと倍になっていますね。
あとMavic 2 Proには数々の安全機能がついているので初心者でも離陸や着陸が自動的にできます。ホバリング(その場で停止)も自動でやってくれるので安心です。
RTH(Return To Home: 自動的にもどってくる機能)も備えています。
超小型のおもちゃのドローンと高価なドローンのちがいは、クルマでいうとマニュアルとオートマのようなものです。
おもちゃのドローンは離着陸からホバリングまですべて自分で操縦しないといけないので墜落するリスクが非常に高いです。もし池や川に墜落したらおしまいです。ですので操縦者の技術を高めるには良いですが墜落するリスクがいつもつきまといます。墜落して人やモノに衝突するリスクも増えますから飛ばす場所には神経を使わないといけません。何度も墜落しているとコストと時間が無駄になるのでそれも考慮しないといけません。
一方の高価なドローンは自動操縦機能が搭載されているので初心者でもラクに飛ばせてしまいます。ただし操縦者の技術が向上するかどうかは別の話になります。しかし墜落するリスクは非常に低いです。
モフP的には安全機能が満載したドローンを慎重に何度も飛ばして技術を身につけることをおすすめします。
また、おもちゃのドローンですとカメラの性能が低いので、綺麗な映像がほしいのであれば、やはりカメラ性能がよいドローンを買うほうがよいと思います。
それと、ドローン保険にも必ず入ることをおすすめします。
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