あのピリ辛スパイスのブラックシード、ブラッククミン、の花 タネは抗酸化力あり
あのピリ辛スパイスのブラックシード、ブラッククミン、の花です。
珍しいですね。
ニオイクロタネソウ（Nigella sativa）の種子は南アジアから中東にかけて、香辛料として利用される（ブラッククミンシード）。ただしNigella sativa以外の品種の種子には有毒成分が含まれているので同じように利用してはならない。
クロタネソウ属（－ぞく、学名：Nigella）は、キンポウゲ科の属の1つである。学名の「ニゲラ」としても知られる。学名は黒いという意味のラテン語Nigerが語源となっている。南ヨーロッパ、中東、南西アジアに自生する一年草で、花の色は白、青、黄、ピンク色、薄紫など。原種の花弁の数は5〜10枚。葉は細裂する。その名の通り、花後に結実して黒い種子ができる。果実は裂開果で、熟すと膨らむ。
Wikipediaより
ブラッククミンの活性酸素消去能について
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ajscs/17/0/17_0_11/_article/-char/ja/
より
【目的】Black cumin seedはスパイシーな刺激と薬効をもつことから中近東、インドなどで栽培され、食されてきた。これまでに精油の成分分析や抗酸化性、抗菌性、平滑筋弛緩効果が、また水抽出物の気管支拡張効果などが報告されている。今回は、精油を含む低極性溶媒抽出物から水抽出物までの４種の溶媒抽出物を用いて、抗酸化性と活性酸素消去能について検討した。
【方法】Black cumin seed （トルコ産）を用い、表皮の水抽出物を得たのち、種子を粉砕し、n_-_ヘキサン、酢酸エチル、メタノールを用いて順次抽出した。それぞれの抽出物について、ロダン鉄法により過酸化脂質生成抑制効果を測定した。また、メタノール抽出物と水抽出物については、DPPHラジカル捕捉活性およびSOD様活性（活性酸素消去能）を、さらに水抽出物については極性の違いで2つのフラクションに分け、それぞれ同様の活性を測定した。精油成分として既知のチモキノンなどについても同様の活性を測定した。
【結果・考察】過酸化脂質生成抑制効果については、いずれの抽出物も合成抗酸化剤BHAに匹敵する強い活性を示していた。DPPHラジカル捕捉活性については、メタノール抽出物よりも水抽出物が高い活性を、SOD様活性についてはメタノール抽出物と水抽出物はほぼ同等の活性を示した。また、水抽出物の２つのフラクションについては、高極性フラクションのほうが高い活性を示した。チモキノンは両活性とも高く、低極性溶媒抽出物の抗酸化性、活性酸素消去能に関与していると考えられた。
酸化防止剤として用いられる抗酸化物質には、ビタミンC（アスコルビン酸）、ビタミンE（トコフェロール）、BHT（ジブチルヒドロキシトルエン）、BHA（ブチルヒドロキシアニソール）、エリソルビン酸ナトリウム、没食子酸プロピル、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、ピロ亜硫酸カリウム、二酸化硫黄、コーヒー豆抽出物（クロロゲン酸）、緑茶抽出物（カテキン）、ローズマリー抽出物などが挙げられる。
ということで、抗酸化力がありそうですね。
抗酸化力とは、酸化(さびること)に対抗する力。
身体の老化の原因は酸化ストレスといわれていて、酸化ストレスをいかにコントロールするかが健康の秘訣です。
酸化ストレスを減らすことで健康の維持になります。
ブラックシードはゴマに似た真っ黒なタネです。
たまにゴマとまちがえてふりかけて辛さに涙がでるほど大変なことになります。笑
価格チェック
【Amazon】ブラッククミン
