バッテリーの比重は1.26から1.28が正常

以下https://www.autobacs.com/static_html/shp/knowledge/battery.htmlより抜粋
バッテリーの定期点検
最近のバッテリーは高性能なため、バッテリーの限界ぎりぎりまで性能を発揮するため寿命や不調の兆候が現れにくくなっています。
そのため、寿命がくると突然バッテリーがあがってしまいます。
突然のバッテリー上がりを防ぐためには、定期的な点検が大切です。ここでは点検項目を簡単にご紹介します。
液面点検

液面が「UPPER LEVEL」(最高液面線)と「LOWER LEVEL」(最高液面線)間の半分以下に低下している場合は、ただちに「UPPER LEVEL」まで精製水(市販のバッテリー補充液など)を補水してください。バッテリー補充液には単なる精製水の場合とゲルマニウムなどを配合した強化剤と称したものがあります。
※メンテナンスフリー(補水不要)タイプは目視できません。
精製液と強化剤

電解液(希硫酸)は電気分解などの際に水分が蒸発し、液内の硫酸部分だけが残ります。その際に不純物を取り除いた精製液をつかって補水し電解液の濃度と液量を適量に戻すことができます。強化剤は、通電をよくする物質が混入されているため、電極板の汚れを解消・防止したりバッテリー液の劣化を防ぎ、バッテリー寿命を延ばすなどの効果があります。
※メンテナンスフリー(補水不要)タイプは対象外です。
比重点検

バッテリー液の比重は、バッテリー上面のキャップを外し、比重計を使って確認します。
比重計の目盛りが常温(約20℃)で1.26から1.28の間を目安に補充電して下さい。
1.25以下の場合は充電不足なので充電を行って下さい。
※メンテナンスフリー(補水不要)タイプは対象外です。
バッテリー 比重計
接続点検
端子が緩んだり腐食すると接触抵抗が増え、始動困難や端子のスパークなどが原因で端子が損傷することがあります。点検時は端子のゆるみがないことを確認してください。
また、端子部に腐食が確認された場合はワイヤーブラシで酸化被膜を削り落として下さい。削り落とした後、腐食防止にグリスを塗布するのも効果的です。
外観点検
本体にヒビや、割れ、欠け、液もれ、及びキャップ(液口栓)の排気孔にゴミなどの付着物がないことを確認してください。
バッテリー長持ち装置 REFER
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