アルカリイオン水、おなか壊すのはアルカリだから
アルカリイオン水で、おなかを壊す、下痢になるという話があります。
理由は簡単です。
アルカリイオン水はアルカリ性
胃液は強い酸性です。
胃液は、殺菌するために強い酸性を維持する必要があります。
アルカリ水が胃に流れて胃の中で、胃液と混ざると胃液の酸性度が下がります。
酸性が弱まると殺菌する能力が下がります。
こうなると、いろいろな菌は生きたまま腸に流れ込んで
おなかが痛くなる、下痢、などになるのです。
なので、あんまり飲みすぎるのは要注意です。
そもそもアルカリ性の水を飲んだところで人間の血液はpH7.4にきっちりコントロールされていますから、アルカリ性の水が直接血液に入ることはないですから、あえてアルカリ性の水を選ぶ意味はないと思います。
逆に、もしアルカリ性の水が直接、血液に入ったらpH7.4をキープできなくなって細胞は正常に機能しなくなり生命の危機になります。
血液の酸とアルカリのバランスは、正常な範囲から少し外れただけでも、多くの臓器に著しい影響を与えるため、厳密に調節されています。
アルカローシス
血液がアルカリ性が強くなる状態
アルカローシスは、易刺激性、筋肉のひきつり、筋肉のけいれん(強い痛みを伴うこともあります)を引き起こすことがあります。
アシドーシス
血液の酸性度が強い状態
疲労感、吐き気、嘔吐、極度の脱力感、眠気、呼吸が不安定になります。
重症例では、心臓に問題が生じ、血圧が下がり、ショック、昏睡(こんすい)に至ります。
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