空気をエンジンに送り込む入り口となるのがエアクリーナーです。フィルタの交換からエアクリーナー本体の交換までいろいろとチューニングの方法があります。
フィルタ交換
一番手軽でお金がかからないのがフィルタ交換です。WRXなら純正のものでも十分性能のいいものが入ってます。さらに性能アップを目指すなら社外品のものになります。
エアフロメーター破壊に注意
インプレッサWRX, WRX STiの場合、エアクリーナーを市販品のものに変えるときは注意が必要です。インプレッサには、エアフロメーターという、空気の流入量を計測する装置がクリーナーの奥にあります。これが空気の量を計測してコンピュータに送信し、コンピュータはそのデータをもとにブースト圧やガソリン噴出量を調整します。
安易にエアクリーナーを交換して純正のときと大きく異なる空気量が入る場合、コンピュータが正常に動作しなくなる可能性があります。
自信の無い場合はショップと十分相談して購入されることをおすすめします。
エアフロメーターは、エアクリの後ろ、吸気パイプの中にあり、空気量を測定しています。
これが狂うとアイドル不調、4000回転以上回りにくい、ブーストが0.5以上かからない、ターボが効かない、などになります。
インプレッサのF,G型では、湿式の毒キノコなどの社外エアクリにするとトラブルになるそうです。これは湿式のオイルがエアフロメーターに付着するからとのこと。
最近のモデルではDENSO製のエアフロになって、トラブルはないらしい。
純正交換タイプ
このタイプは吸入量が純正と大差ないのでECUの制御に与える影響は少ないと言えます。
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毒キノコ・タイプ
むきだしっていうやつですけど、空気流量が純正と大きく異なるので、ECUの再設定が必要。場合によってはエンジンブロー。
流量が増えるのでパワーアップにつながりますがメンテもこまめに行わないとエンジン内部にゴミが入りやすいです。
吸気温度上昇に注意
むき出しタイプなどの高効率タイプに交換すると、吸入する空気の温度がエンジン室内の温度に影響されやすくなります。
高温の空気は酸素が少なく、逆にパワーダウンの原因になります。
走行中はそれほど高温でもないということですが熱対策するほうがよいようでしょう。
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★熱対策も考えるとブリッツのカーボンサクションキットがよいそうです。(インプレッサ・マガジンno26 p88より)
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