震度6以上の巨大地震が起きたとき、木造住宅の中にいたらどうしますか?
A.テーブルの下に隠れる
B.ガスの火を消しにいく
C.家の外に避難する
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答え
Cが10点、Bが5点、Aが3点
震度6以上では、木造の家は倒壊する確率が高い。
耐震対策をしていない木造の家屋の場合、まずは家の外に出て身の安全を確保すること。
阪神大震災での犠牲者の80%が建物内での倒壊によるもの。
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震度6以上の巨大地震が起きたとき、トイレの中にいたらどうしますか?
A.トイレの中でじっとしている。
B.ドアを開けて様子を見る。
C.家の外に避難する。
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答え
これも家の外に出るのが正解。
家の倒壊実験ではトイレは家の側壁とともに崩れる。
「トイレが安全」というのは根拠が無い。
また建物がゆがむとドアが開かなくなり救助も困難になる。
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震度6以上の巨大地震が起きたとき、台所でコンロに火をつけて天ぷら油の料理を作っていました。どうしますか?
A.コンロの火を消す。
B.台所から避難する。
C.消火器を構える。
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答え
もしコンロが目の前にあるならAが10点。
しかし油と鍋ごと台所に落ちることがある。
1993の釧路地震でのけが人の30%が油による火傷だった。
また台所の皿やコップが飛び出して割れるなど、台所は危険物が多い。
したがって、無理して火を消さず、台所から放れるのが最良。
消火はゆれがおさまってからでよい。
ちなみに東京電力のガスメーターは震度5以上でガスが自動停止する。
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震度6以上の巨大地震が起きたとき、マンションにいたとき、どうしますか?
A.近くの手すりにつかまる。
B.非常階段で逃げる
C.エレベータで避難する
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・答え
手すりにつかまるのがベスト。
エレベータは最悪、閉じ込められると逃げ場がなくなる。
非常階段はころげおちたり、落下の可能性あり。特に、建物の外部に取り付けられている階段は要注意。基礎が違うと建物と分離するときがある。
とりあえず手すりにつかまって揺れがおさまるまで待つ。
揺れが収まったら建物から離れた安全な場所まで避難する。
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普段の水の備蓄は?
A.非常用の水はない。
B.飲料水だけ確保している。
C.ポリタンクや風呂にいつもため置きしている。
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答えはC。つぎにB。
少なくとも給水車がクルマでの間の水は確保しておくこと。
トイレに必要な量は一人あたり一日5リッター。
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【大波之時各村之形行書】石垣島に保存されている東京タワー並みの高さの大津波の記録。石垣島には津波石と呼ばれる直径10メーター以上の岩が海岸から遠くに散在している。1771年4月24日の「明和地震」のときに海底から津波により移動した。このときの津波の巨大化は地震は海底の地滑りが原因と推測されている。
・1958年7月9日アラスカでのM7.9の地震での地滑り地震では、520メーターの津波が発生している。これはV字型の湾の片側の斜面が地滑りにより海にしずみ、逆側へ海面を押し上げたのだ。
この地滑り津波は1792年の雲仙でも発生している。
地滑り型の津波は予報が困難。
海岸からなだらかな斜面があり、急激に深くなっている地形で起こりやすい。
右が危険地帯とのこと。
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倒れやすいマンションの見分け方
・1981年以前のマンションの耐震基準は、現在の基準よりも、鉄筋やコンクリートが20%少ない。
・壁が少ないマンションは倒れやすい。
・L時型、コの字型のマンションは接合部が壊れる。
・名刺サイズの紙が入ってしまうヒビがあるとアウト。
建築から10年以内なのにこのヒビがあるマンションは手抜き工事の疑いが強い。
というのも、コンクリートは10年で1cmの割合で外部から中性化していく。中性化が鉄筋まで到達すると鉄筋がさびて膨張して表面まで届くヒビが発生する。
マンションの壁は4cm以上が基準になっているので、計算では新築から40年たたないとヒビは出ない。
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コンクリートの表面にツララが出たり、白いシミが見えてきたらヒビが出てくる直前。
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住宅地で地震に遭遇したときは、街路樹につかまるのが一番良い。木は根を張っているので倒れにくい。
塀は倒れる可能性あり。
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スーパーで地震に遭遇したとき、非常口から逃げるのが一番。つぎは広いスペースで指示を待つ。棚の近くは棚が倒れる可能性があり危険。
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・エレベータの中でいたときどうするか。
すべての階のボタンを押してエレベータを停止させ、外に出ることを優先させる。
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■震災当日の夜どこで宿泊するか
条件は以下とする。
・自宅のダメージない。
・室内は散乱している。
・電気、水道、ガスは停止。
A.避難所、B.自宅、Cクルマの中
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答え
・避難所は家が全壊した人やお年寄り、子供が優先される。
自宅が倒壊の危険がない場合は自宅ですごすのがマナー。
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気圧配置で地震が予知できる。
高気圧の間を台風が抜けると地震が発生しやすくなる。
2004年の新潟地震が例。
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