Home/ TOP/ 人生を快適にするヒント/ 世の中の名言集/

Mackenつれづれ日記

米国・テロ対策のための出入国管理強化・生体情報読み取り
2004年9月30日より、原則すべての外国人渡航者(対象にならないのは、(a)14歳未満の方、(b)80歳以上の方、(c)米国永住権をお持ちの方、(d)公用・国際機関ビザ所持者。したがって、短期の観光客も対象になります。)が、入国時点で指紋情報の読み取り及び顔画像の撮影(及び一部の空港、海港では出国時点での指紋読み取り等)を行われることになりました。この措置は、2004年1月5日から導入されたUS−VISIT (Visitor and Immigrant Status Indicator Technology)プログラムの適用対象をビザ所持者のみならず、ビザを必要としない渡航者にまで拡大したものです。

アメリカ合衆国入国時には・・・

 入国審査カウンターにおいて、(1)10本指の指紋のスキャン(カウンター上に設置された指紋読取機に指をかざすことによって読み取りを行うもの)と、(2)デジタルカメラによる顔写真の撮影が行われ、これらの情報は、データベースに登録されている情報と照合され、入国許可の判断に当たって利用されるということです。なお、その後も米国に入国する都度、同様の手続きが必要となります。

アメリカ合衆国出国時には・・・

 US−VISITプログラム下における出国管理(パスポート、ビザ及び指紋のスキャン)は、以下の空港・海港で自動端末機にて試験運用中です。

空港…シカゴ・オヘア、アトランタ、ダラス、デンバー、デトロイト、ニューアーク、フィラデルフィア、フェニックス、サンフランシスコ、サンユアン、シアトル

海港…マイアミ、ロサンゼルスのロングビーチ、サンペドロ

 これら15カ所での運用はあくまで試験的なものであり、試験期間後、米国政府が本格運用の決定を行うこととなっておりますが、当面は以下の3つの方法で出国管理の試験運用がなされる予定です。

(1) 自動端末機のみ

 チェックイン後、空港・海港において金属探知器(TSA Screener)を越えたところに設置してある自動端末機にパスポートを入れる。指紋採取、顔写真の撮影を行う。データが採取された証拠となるレシートを受け取り、ゲートに向かい搭乗する。

(2) 端末機+モバイル端末機(US−VISIT係員)

 上記の手続の後、搭乗ゲートの前でUS−VISIT係員にレシートを渡し、係員がモバイル機によって指紋採取、本人確認を行う。その後搭乗する。

(3) モバイル端末機(US−VISIT係員)のみ

 チェックイン後そのまま搭乗ゲートに向かい、ゲートの前でUS−VISIT係員にパスポートを渡し、指紋採取、顔写真撮影を行う。係員からレシートを受け取って搭乗する。

 米国政府の説明によると、入国の際に上記対象空港・海港にて出国手続を分かりやすく説明した出国カードを配布するとともに、対象空港・海港ではアナウンスなどによって出国者に手続の周知を行うこととしています。また、日本人利用客が多い空港には日本語を話せる人員を配置するようにして、試験運用中も円滑な出国手続が進むようにするとしています。

2.米国の査証(ビザ)申請の際に行われる生体情報の読み取り

 米国政府は、日本国内で査証を申請するすべての申請者から、申請時に指紋の読み取り及び顔画像の撮影を行っています。

個人情報の管理

 米国政府は、指紋などの個人情報は厳重に管理され、許可を得た職員のみがアクセスできるとしています。日本政府としては、これらの情報の厳格かつ適正な管理につき、米国側に引き続き申し入れていく考えです。


外務省のホームページより
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/us_visit.html

関連ページ

米国入国時に指紋と顔写真義務化

http://allabout.co.jp/travel/airticket/closeup/CU20040921A/

トップに戻る地震警戒情報

■BACK NUMBER■2010 01-05/06/07/08/09/10/11/12■200901/02/03/04/05/06/07/08/09/10/11/122008以前