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感情発生のメカニズム | |||||
人の心のなかにはそれぞれの固定概念というものがある。「こうあるべきだ」とか「こうなって当然だ」とかいう考えである。
人はなにかをするとき、この自分なりの固定概念に基づいて結果の予想を立てる。 予想が自分にとって好ましいと思える時に、人はそれを実行する。 誰だって不快になるためになにかを実行しない。 そして結果を得る。 結果は多かれ少なかれ予想とズレている。 このズレをどう解釈するかで発生する感情が異なってくる。 ・結果が予想よりもよいと解釈するとき-→喜びや楽しさが出てくる。 ・結果が予想よりもよくないと解釈するとき-→失望、悲しみや、怒りが出てくる。 それらが経験となって、固定概念に蓄積される。 そして次の行動の予想に組み込む。 この予想と結果とのずれが感情のエネルギーのもととなる。 となると、心をいつ平静に保ちたいのなら、なにも期待しないことです。 しかし、それでは感動もありません。 自分に期待して感動しながら生きたいですね。 by macken in 2000 |
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