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Spirit 2006.07 | ||||
◇Disciplineと感情と
自分なりに作ったルールというのがある。それに従っていつも行動できていれば人生、簡単なものだが、それほど単純なものではなさそうだ。 理論的に「こっちに決まっている」と思っているのに別のことをしてしまうときがあるのだ。 そしてたいていは理論が正しい。 そのミスを挽回するには時間がかかる。 しかしながら、人生というのは、不思議に波があり、呼吸のようなもので、うまくいくときと、そうでないときがローテーションするのだ。 下り坂のときは、じっと待つと必ずまたもどってきて上昇に入る。 ミスしたときは反省してじっと待ちながら、次はそのミスはやらないと誓うわけだ。 英語で自分で自分を律するようなことをDesciplineというが、これができているときは、その人は偉大な人である。 Disciplineよりも感情、そのときのきまぐれで動いてしまうときは、なんだかローテーションの上手く行かないときなのだ。 |
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