ベトナム料理は中国文化やフランス文化などの影響を受けており、あまりクセがなく、マイルドな味付けである点を特徴としている。
実際に行った感想は、味付けが優しくて、日本人の好みに合うと思いました。
欧米化された油の多い洋菓子が少なくてよい。
香り付けのハーブ、香菜を多用しているところも健康的によさそう。
毎日、いろいろと食べていてもメニューの数がびっくりするほど豊富なので、飽きない。
飯物
ベトナム米は非常に有名であり、2012年10月31日時点で、ベトナムの米輸出は世界第1位になっている。
飯物を提供するもっとも気軽な食堂である コムビンザンは、直訳すれば「平民飯」であり、日本の大衆食堂にあたる。
コムタム COM TAM
砕いた米を調理した米飯。
もとは脱穀の際などに出るクズ米の有効活用だったが、粒が小さくねばりが弱くなることで食感が軽くなるため朝食などで好まれる。
皿に盛り、各種の具を乗せたて供され、南部では主に朝食となり、夜も出す店には com tam den(夜のコムタム)の看板が出る。
コムタムとはライスの上におかずを乗っけた、いわゆるワンプレートランチのこと。
どのお店も4〜8種類くらいのおかずをショーケースに入れて陳列してあり、自分で選ぶ。
日替わりでメニューを少しずつ変えている。
ローカルなお店だとランチで30,000ドン(150円くらい)
チャオ
粥。人気のある朝食メニューの一つ。
・チャオガーは、鶏肉、チャオロンは豚のホルモン入り。
麺類
ベトナムの三大麺、「フォー」、「ブン」、「フーティウ」
フーティウ
麺にコシがあり、甘めのスープ。南部名物で北部ではあまり見られないとのこと。
ベトナム南部を中心に食べられている、米粉から作られた細くて白い乾麺の米麺
フォー、ブンが生麺で販売されるのに対し、フーティウは通常、半乾燥麺として販売されるためコシのある食感が楽しめる
ブン
フォーに並んで一般的な麺類がブン(太さ1mmから2mmほどのビーフン)である。
生春巻きの具にもなるほか、次のようにさまざまな具材やスープで食べられ、フォーよりも種類が豊富である。
朝の買い物帰りに市場の屋台で女性たちが食べるものは、フォーではなくてブン。ベトナムの人々の生活を眺めると、ベトナム麺として有名なフォーより、ブン のほうが日常に根ざしているようです。実際、ブンのほうがフォーより3、4割安く、牛骨のダシを1日がかりでとるフォーボーに比べ、ヌォックマムと唐辛子 とレモンなどでチャッチャッとタレを作って和えるだけのブンは、家庭でも慣れ親しんだ味わい。 *1
ブンは、名前として、ブンXXという名前になり、XXの部分に具材、トッピングや料理法等が入るようだ。
以下、1=ブンタン(ダイコン、錦糸卵)、2=ブンマン(たけのこ)、3=ブンチャイ、、などなど。。
フォー
フォーは、お米を平たく伸ばした麺で、鶏や牛から出汁を取った、あっさりとしたスープ
フォーは本来北部ハノイが本場
米粉料理
バインセオ
ベトナム風お好み焼き、西欧でベトナム風クレープなどと呼ばれるベトナム南部の粉物料理。
南部では日常的な家庭料理であるためレシピは多彩で、中に入れる具も多様である。
ベトナム北部ではあまり食べられていない。
基本的なレシピは、米粉とココナッツミルクをベースにした生地をターメリックで黄色く着色し、大きめの専用フライパンで薄皮に焼き上げる。焼けたら豚肉、もやし、海老、緑豆、あるいは鶏肉やキノコ、タマネギなど、好みの具(肉・魚類は事前に火を通しておく)をたっぷりと乗せて二つ折りにし、軽く蒸し焼きにしてさらに油で皮をパリパリに焼く。焼き上がったものに香草(ミント、ドクダミ、紫蘇など)類を添えて風味を付け、一口大にちぎってレタスやサニーレタスなどの葉もの野菜でつつんだものを酢やヌックマム(魚醤)をベースにしたタレ「ヌクチャム」につけて食べる。
ホーチミン市など都市部には専門店があるほか、屋台でも売られ、庶民的な食べ物としてフォーやチャーズィオ(春巻き)同様に旅行者の人気を集めている。
「バイン」とはパン、饅頭、ケーキなど粉をこねたもの一般を指す語で、「セオ」とは生地が熱い鉄板に触れたときにたてる音を表している。
バインミー
切り込みを入れてマーガリンやパテを塗ったバゲットにソーセージやハム、肉類と香草や野菜の甘酢漬けなどをはさみ、ヌクマムをふりかけたベトナム風サンドウィッチ。屋台などでよく売られている。
バインバオ
挽肉、ゆで卵、野菜、きくらげなどの具を小麦粉の皮で包んで蒸した、中華まんに似る。
春巻き
揚げ春巻き(北部:ネムザン/南部:チャーヨー)
ひき肉やキクラゲ、カニ肉、春雨などを米で作った皮(バインチャン、bánh tráng)に包み、揚げたもの。
生春巻き(ヌムクオン/ゴイクオン)
ゆでたエビ、ブン、生野菜などをバインチャンで包んだもの。トゥオンやヌクチャム(後述)につけて食べる。
ヌクマム、調味料
日本語表記は「ヌクナム」「ニョクマム」「ヌックマム」とも)は、ベトナム料理で使われる調味料で、小魚を原料とする魚醤の一種。
魚介類に塩を加えて発酵させた食品「マム(mam)」の一種で小魚と塩を壺や樽に入れ、冷所で6か月から12か月間熟成させたものの浸出液がヌクマムである。
ベトナム料理で使われる頻度が高いためにベトナムを代表する味とも言われ、その役割は日本料理で使われる醤油にも例えられる。
砂糖、ニンニク、トウガラシ、ライムなどと合わせてヌクチャムというつけ汁にもされる
ヌクチャム
ベトナムの万能つけたれの名称。主にヌクマム、砂糖、チャイン(ベトナムのライム)の絞り汁、酢、唐辛子、ニンニク、水などを混ぜ合わせて作られる。
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小魚のうまみ成分は、じつはいろんな料理の「うまみ」としても味アップの秘密兵器なんです。
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テーブルマナー
麺料理を食べる際は、音を立てて啜ること、器に直接口をつけること、丼や皿を持ち上げることがマナー違反であるため、箸とレンゲで食され、スープを飲み干す場合でもレンゲを用いる。
粥はスプーンもしくはレンゲのみで食される。
それ以外のマナーに関してはあまり厳しくなく、食べかす(骨など)を床に置くことも普通に行われ、食べ残すこともマナー違反ではない。
会食の支払いに関しては、誘った側が支払うことが一般的である。
ベトナムの箸は日本と違い長さがあり、27cm程度の木製の角箸が一般的である。また後述の通り、インディカ米や更にそれを砕いたものが主食に使われることが多く、汁物がある場合は汁掛け飯にすることが多い(これもマナー違反にはならない)
多人数での食事では大皿で料理が供され、親しい仲ではない場合でも(例えば長距離バスの同乗者同士などでも)取り箸などは用いずにそのまま直箸で食すことが多い。酒類などはひとつのグラスで回し飲みされることがあり、断りなしに席を外して逃れることはマナー違反となる[11]。スープ類や米飯は大きなボウルで供され、女性が各人の椀によそうのが一般的である。
庶民向けの屋台店は基本的に1種類の料理のみを供することが多いため、持ち込みも自由に行うことができる。雑貨屋で買った缶ビールなどを持ち込む場合、頼めばグラスや氷などは無料あるいは安価で提供される。
以上・参考サイト
Wikipedia
*1
http://world-noodle-dictionary.com/asia/vietnam/bun.html
MIRINDA,SARSI
見た目、炭酸がしゅわしゅわしていてコーラっぽいが、飲むと、うわっっといろんな薬味の香りが強くくる。
独特なアニスの香りもあるような。。。
調べてみると、ようするにハーブ満載の健康ドリンクらしい。
もともと米国で飲まれているRoot Beerで、東南アジアではSARSIと呼ぶらしい。
・・Wikipediaより
SARSIとはRoot Beerのことで、Rootは植物の根のRoot。
バニラや、桜などの樹皮、リコリス(甘草の一種)の根(root; ルート)、サルサパリラ(ユリ科の植物)の根、ナツメグ、アニス、糖蜜などのブレンドにより作られる。使用原料やその配分は厳密に決まっておらず、銘柄によって様々なアレンジが施されている。
18世紀の建国の頃の米国において、農場の所有者たちが家族の集いや社会的イベントのために自家醸造により低アルコール(2%程度)のハーブ飲料を作ったのが始まりとされる。ここに薬剤師が加わり鎮咳消炎などの薬効を期待したものなど「奇跡の薬」を目指して、独自調合により改良が加えられていった。
アメリカ合衆国においてルートビアは、飲料市場において3%のシェアを持っており、市民にとってなじみ深い飲料であると言える。また、地ビールのように、地域独自の「地ルートビア」と呼ぶべきものも数多く販売されている。
原材料
スパイス類 - オールスパイス、コリアンダー、
ハーブ類 - セイヨウネズ(ジュニパー)、トウリョクジュ(ウィンターグリーン)、甘松、ウメガサソウ、ホップ、クローバー、
木の皮など - カバノキ、シナモン、
木の根など - ショウガ、タンポポ、リコリス(スペインカンゾウ)
その他 - メープルシロップ、蜂蜜
タチアオイ
カンゾウ
サッサフラス油
サルサの根のエキス
カランボラ - スターフルーツの別名
バニリン
ブドウ糖
カバの木のエキス
桜の木のエキス
蔗糖
東南アジアではルートビアと同じサルサパリラを原料とする台湾の黒松沙士が主流で、呼称も「サルサパリラ (Sarsaparilla)」や「サーシ、サルシ (Sarsi, Sarsae)」と呼ばれる。台湾でも「沙士(サース)」と呼ぶ。
ルートビアよりも早い1886年に発売されたコーラは、もともとは植物のコーラの実を使用したものであり、1885年に発売されたドクターペッパーとともに初期の手作り時代のルートビアから開発されたもので、広い意味ではルートビアの仲間である。
Wikipediaより
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ということは、健康ドリンクの元祖というべき代物だ。
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