ダートの場合、路面のグリップがいつも変化するので、自分の場合は、アスファルトとは真逆の、大きくハンドルを切って、コーナリング中もハンドルは操作しつづけています。
□直線をつなぐようなラインをイメージする
やはり 、クルマはまっすぐ向いているときが一番トラクションがかかっていて速いので、できるだけまっすぐの区間が長いようなラインを走ります。
そのためには、コーナーで一気に方向を変えて、直線的に立ち上がります。
□アウトインアウトよりもミドルミドルミドルのようが結果的に速いこともある
ダートではインを攻めすぎるとスピンしたりインの壁に接触したりします。
また進入でアウトぎりぎりまで使うとアンダーステアがでたときにコースアウトしやすくなります。
路面のグリップがいつも急変するダートでは余裕をもったライン取りが結局速かったりします。
□長い直線の手前のコーナーはスローイン・ファストアウト
これはアスファルトのサーキットと同じ考えです。
長い直線での最高速度をあげるのが最優先になります。
□トラクション・コントロールとABSはOFFにする
トラクション・コントロールやABSが効いているとグリップの変化が激しいダートでは、変なタイミングでそれらが効いたり効かなかったりして、コントロールしにくいです。
□コーナリングのかなり手前からハンドルは切り始める。
ダートではクルマの向きが変わるまで時間がかかります。
早めの操作が必要です。
□ハンドルを切った状態でブレーキを踏むことでイン側を向かせることもある
タイヤがイン側を向いているときにブレーキをふむとオーバーステアになります。
このテクニックはコーナリング中やコーナーへの入り口でよく使います。アスファルトでは絶対にやるなと言われる動作ですが。
□スカンジナビアターン
コーナーへの入り口で一度、アウト方向にハンドルを切ってからイン側にハンドルを切ることでオーバーステアにします。
これは半径の小さいヘアピンなどで使うことがあります。
□下りのコーナーはオーバースピードでコースアウトしやすい、また、スピンししやすい。
下りでオーバースピードになるとスライドが止まらずコースアウトします。
また、低速の場合、フロントに加重がかかっているので曲がり方は急激になりオーバーステアになりスピンしやすくなります。
□上りのコーナーはコースアウトしやすい
トラクションがリヤタイヤに多くかかりフロント加重が抜けやすいのでアンダーステアになり、コースアウトします。
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