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MOTUL300Vシリーズ

WRC2007のモナコ戦での写真です。MOTUL300VPower5W40を入れてます。

MOTUL300Vシリーズの粘度と対応車両

粘度・グレード 仕様・メーカーコメント コメント
300V10W40 CRONO



300V CHRONO
300V クロノ 自動車専用オイル
10W40
従来最先端とされてきた、コンプレックス・エステルをしのぐ「ダブル・エステル・テクノロジー」を採用。
高温時の油膜強化と油膜の厚さがさらに強化され、過酷な条件下でもエンジン内部を磨耗から保護します。また、せん断による粘度低下ゼロ(CEC L-14-A-93)を実現。安定した油圧を維持します。
同シリーズの全ての粘度グレード品(但し5W40をのぞく)との混合が可能で、車両に最適な粘度の300Vに仕上げることが出来ます。

鋭いレスポンスと安定した油圧維持の両立を図った、オールラウンドタイプ。中〜大排気量車、NAから高トルクターボエンジンまで幅広く対応。

米国サイトによると華氏365℃つまり185℃まで耐えると書いてあります(ほんとか?)

たまにサーキットとか峠に行くぐらいならこれが一番いいと思います。


SPECIFICATIONS

品名 300V CHRONO

特長 100%化学合成 ダブルエステル・テクノロジー 4ストロークエンジンオイル 自動車専用ガソリン/ディーゼル用

SAE粘度/DOT規格 10W40

適合規格 SL/CF相当

メーカーアプルーバル ―

適合 高性能・高回転型エンジン

300V5W30 Power Racing

従来最先端とされてきた、コンプレックス・エステルをしのぐ「ダブル・エステル・テクノロジー」を採用。
高温時の油膜強化と油膜の厚さがさらに強化され、過酷な条件下でもエンジン内部を磨耗から保護します。また、せん断による粘度低下ゼロ(CEC L-14-A-93)を実現。安定した油圧を維持します。
同シリーズの全ての粘度グレード品(但し5W40をのぞく)との混合が可能で、車両に最適な粘度の300Vに仕上げることが出来ます。

優れた油膜保持能力と低摩擦能力の両立を図った、レスポンス重視タイプ。小〜中排気量車、高回転型エンジンに最適。低粘度オイル指定の環境対応型エンジンにも対応しています。

ちょっと粘度が下がるので冬場にいいかと思います。

SPECIFICATIONS

品名 300V POWER RACING

特長 自動車専用オイル 100%化学合成 ダブルエステル・テクノロジー 4ストロークエンジンオイル ガソリン/ディーゼル用

SAE粘度/DOT規格 5W30

適合規格 SLCF相当

メーカーアプルーバル ―

適合 高性能・高回転型エンジン

すべてのレース、サーキット、ラリー対応。

アルファロメオ、ホンダ推奨

300V5W40 Power

ターボ車もディーゼルも含むすべてのエンジン対応。

スバルWRT推奨。上の写真もこのオイル。

従来最先端とされてきた、コンプレックス・エステルをしのぐベースオイル「ダブル・エステル」を採用。
高温時の油膜強化と油膜の厚さがさらに強化され、過酷な条件下でもエンジン内部を磨耗から保護します。また、せん断による粘度低下ゼロ(CEC L-14-A-93)を実現。安定した油圧を維持します。

中〜大排気量車、NA〜高トルクターボエンジン用。特に鋭いレスポンスと安定した油圧維持の両立を図るレーシングエンジンに最適。サーキット走行からストリート走行まで対応。

300Vシリーズの他の粘度グレード品との混合は性能のバランスが崩れる可能性があ りますのでお勧めしません。

かなりの温度域をひとつでカバーしてますね。

スバルWRTが推奨してるということでインプレッサ乗りならこれですね。

SPECIFICATIONS

品名 300V POWER

特長 自動車専用オイル 100%化学合成、エステルベース、4ストロークエンジンオイル ガソリン/ディーゼル用

SAE粘度/DOT規格 5W40

適合規格 API SL/CF相当

メーカーアプルーバル ―

適合 全4ストロークエンジン、競技用、オン/オフラリーや街のり

300V15W50
耐久レース、24時間レース、長時間ラリー、チューニングエンジン対応。

ジャガー、ニスモ、トヨタフランス、BMWフランスなど推奨。

従来最先端とされてきた、コンプレックス・エステルをしのぐ「ダブル・エステル・テクノロジー」を採用。
高温時の油膜強化と油膜の厚さがさらに強化され、過酷な条件下でもエンジン内部を磨耗から保護します。また、せん断による粘度低下ゼロ(CEC L-14-A-93)を実現。安定した油圧を維持します。
同シリーズの全ての粘度グレード品(但し5W40をのぞく)との混合が可能で、車両に最適な粘度の300Vに仕上げることが出来ます。

過酷な条件下においても高い油膜保持性能と油圧維持能力に優れた、信頼のオールラウンドタイプ。大排気量車、高トルクターボエンジン、高出力チューニングエンジンに最適です。

これ、すごくいいです。

08年からこれ入れましたが、WRXには、30,40よりもぴったりの粘度という感じです。

油の冷却性能が素晴らしい。

品名 300V COMPETITION

特長 自動車専用オイル 100%化学合成 ダブルエステル・テクノロジー 4ストロークエンジンオイル ガソリン/ディーゼル用

SAE粘度/DOT規格 15W50

適合規格

SL/CF相当

メーカーアプルーバル ―

適合 大排気量・高出力エンジン

300V20W60 Le Mans
耐久レース、24時間レース、長時間ラリー、チューニングエンジン対応。

チューニングした大パワーエンジン向け。

ニスモなど推奨。

従来最先端とされてきた、コンプレックス・エステルをしのぐ「ダブル・エステル・テクノロジー」を採用。
高温時の油膜強化と油膜の厚さがさらに強化され、過酷な条件下でもエンジン内部を磨耗から保護します。また、せん断による粘度低下ゼロ(CEC L-14-A-93)を実現。安定した油圧を維持します。
同シリーズの全ての粘度グレード品(但し5W40をのぞく)との混合が可能で、車両に最適な粘度の300Vに仕上げることが出来ます。

きわめて厚い油膜を維持し、燃焼室の機密性に優れた耐久性重視タイプ。大排気量車、高トルクターボエンジン、高出力チューニングエンジン、ヴィンテージマシンに最適。

長時間、高回転で回すレース向けですから、一般人には高性能すぎるかな。

でもハイパワーなターボ車なら使ってもいいでしょ。

品名 300V LE MANS

特長 100%化学合成 ダブルエステル・テクノロジー 4ストロークエンジンオイル 自動車専用ガソリン/ディーゼル用

SAE粘度/DOT規格 20W60

適合規格 API SL/CF相当

メーカーアプルーバル ―

適合 自動車専用 ガソリン/ディーゼルエンジンオイル
大排気量エンジン、レース用及びヴィンテージカー

300V0W20 Hi RPM ドラッグレース用。短距離レース用。

短時間、高回転向け。

すごく粘度が低いです。
短期使用向けなので1レースごとに毎回交換ってことでしょうね。

一般人には不向きかと。

(出典はここ)
参考リンク【 MOTUL楽天での全商品価格
MOTUL300V PowerRacing5W30の感想

オイル交換してから一番感じるのは、スロットルを踏んだときのクルマの軽さです。
あと、エンジンがやはりなめらかに回っている感覚が伝わってきます。
明らかに数値として表れているのが、「ブーストのレスポンスが上がっている」ということです。
以前と同じようにシグナルスタート(あくまでタウンスピードで普通に、です)するとブーストメータを見ているとするするっとブースト圧がプラスまで行っちゃうようになりました。
以前なら-0.2ぐらいで収まるような踏み方で、0から+0.2ぐらいまでするするっと上がります。
なので、普通に発進するときにはブーストを正圧にしないようにスロットルをやや控えめに踏むようになりました。
もちろんそれでも今までと同じような加速感です。

それと、スロットルをすっと踏み足したりしたときのブーストの上がり方も以前よりも明らかに速くなりました。
なので、普通に走っていてもシフトアップのときにブローオフバルブから「しゅるる〜ん しゅるる〜ん」とバルブの解放音がよく出ます(笑)
もちろんブーストはプラスになるかならないかですから、ブローオフバルブの音も「ぱしゅーん」みたいな音じゃなくて、なんか漏れるような静かな音ですけど、以前は同じ踏み方でもこういう音がすることはなかったですね。もうちょっと踏まないとこの音は出なかったですから。(Rokumisi GDB-D)

↑性能表

スバル純正の15W30から、MOTUL300V PowerRacing5W30に交換しました。
粘り強いと言うか、いままで3速か4速か迷うような坂でも4速で登るようになりました。いままでより100回転ぐらい下で走行できるかんじがします。なので燃費だけ考えてアクセル一定で走行すれば燃費1km/Lぐらいは向上させることも可能でした。燃費は通勤で10km/L以上。高速で11km/L前後。
アクセルの開閉に対するエンジン反応が早くなりましたので、ただでさえ微妙なアクセルワークが、さらに微妙なアクセルワークを求められます。軽々回るかんじなので踏み過ぎとスピードの出し過ぎに注意。
騒音は純正と同じぐらいで変わらないと思います。

この300Vシリーズは、皮膜は、粘度で保つのではなく、エステルの分子電気力で形成するとのことです。暖気なしでそのまま走れるそうです。しかしシリンダのことを考えると油温が上がるまでは飛ばさない方がいいですね。ディーゼルにも使えるということで洗浄力も高いはずです。全体的に非常に満足してます。(macken GDA-E)

300V5W30のスペック

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MOTUL300V10W40のレポート

↑性能表

10W40について

5W30との違いは粘度だけです。組成などは同じ300Vシリーズは同じみたいです。

粘度の差はサラサラ度の差みたいなもので、40のほうが粘り気が高く30が柔らかいです。

ということはレスポンスは30がいいに決まってます。

←オイルの耐久性は40,50,60の順に高いとボトルに書いてます。

ということから推測して、オイルは劣化するにつれて60,50,40,30と粘度が下がるのではないでしょうか。

これが正しいとするならば粘度の低いオイルは早めに交換するのがいいということになりますねえ。

5W30から10W40に交換した直後のフィーリング

・アクセルのレスポンスは5w30のほうが微妙にいいです。

・加速の立ち上がりも5w30のほうが微妙にいいです。

・エンジンブレーキは10w40のほうが強烈になりました。

・シフトでの回転合わせが10w40のほうが簡単です。運転が楽になりました。

・燃費は通勤で10km/Lちょうどぐらい。高速で11km/L前後。5W30よりちょと伸びないかんじ。

・エアコンのON,OFFのショックが少なくなりました。

これらから、粘度の差はレスポンスに影響しています。

また高い粘度のものほどフライホイル的な役割も果たす事が分かりました。

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300V10W40のスペック

参考資料
★メーカーのコメント

「粘度イコール油膜の強さという旧来の常識を覆し、5W30という低粘度を達成しながら高い油膜特性を発揮する高性能オイル。ベースオイルのエステルが金属表面に電気的に吸着し、強力な油膜を形成。高温・高負荷の条件下でも安定した対摩耗性能を発揮します。特に、小排気量・高回転型のエンジンに適しています。競技車両から一般車まで使用可能。」

★購入リンク

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◆価格について

アメリカのMOTUL販売サイト←ここによると25ドル/2Lぐらいなので、今回のバーゲン価格は妥当な価格ですね。アメリカで買うとMOTULも安いんですね。2006.3.24