フッ素が虫歯に効くと言うウソ

ピコ通信/第16号 より転記します。

フッ素使用の発端フッ素による虫歯予防は、原爆製造を推進したマンハッタン計画で労働者や住民にフッ素の害が出た時に、薄めて使えば無害であると宣伝するためにアメリカで始まりました。戦争のどさくさに歯科医が勝手に水道に入れてしまったので、あとで医師が反対しましたが、彼らの理論がガッチリ組み立てられていて、裁判でも勝てないということで、今でも続けられています。

推進の中心はアメリカで、世界で3億2千5百万の人がフッ素人りの水道水を飲んでいます。

ヨーロッパは戦後一時期入れていたのが、10年、20年で全部やめました。残っているのはバーゼル市とアイルランド、イギリスぐらいです。

アメリカでも60%の地域で入れているけれど、40%では入れていません。フッ素を飲みたくない人は蒸留水を買ってきて飲んでいます。

日本ではマッカーサーが水道に入れるよう命令しましたが、日本の科学者が、火山岩から溶け出すフッ素が多いので、水道には入れられないと抵抗しました。

アメリカの占領とともに、フッ素を使うことを前提とした予防歯科という学科ができて、その人たちが、フッ素を使えば虫歯が全部なくなると、フッ素化を堆進しています。彼らのマスコミ操作の結果、最近、読売や毎日新開に「日本は虫歯後進国で、フッ素を水道に入れていないのは日本だけ」という記事が載りました。堆進派からの情報をうのみにして、私たちには何も取材していません。それにもきちんと反論を送ってあります。

推進派はがんやダウン症はできないと言っているけれども、彼らは全身にかかわることは知らないのです。だいたいフッ素でがんになっても、誰も歯科医のところには行かないでしょう。

推進派による害がないというデータでも、統計学できちんと対数をとると、害があることが統計学的にきれいに出てきます。

私のようにきちんと統計学をやった内料の医師がいないのです。フッ素による被害水道水のフッ素化の効果は、せいぜい1年間に10%ていどです。10本に1本虫歯が減るだけ。それだったらきちんと歯磨きをした方がましです。

アメリカの子どもは30%、場所によっては80%が斑状歯になっています。

日本ではかつて宝塚と西宮で水道水に入れたために、ひどい斑状歯が出ました。これは一生治りません。

中国では広州で18年やって、ようやくやめました。ここでは食べ物からもたくさん入っていたのでひどいことになりました。

フッ素人りの水を飲むと、胃酸と結合して猛毒のフッ化水素ができ、細胞膜を超スピードで通過して血中濃度がアッという間に上がります。それが唾液から出てきて、また胃へ入り、グルグル体内を回って何倍もの毒性を発揮します。

それが歯カスに入り込んで、酸をつくる菌を殺すことが虫歯を抑えるらしい。決して歯質を強化するためではありません。歯を磨かないで汚くしている方が、フッ素の予防効果があるということになってしまいます。

91年、アメリカの公衆衛生院がアドホックレポートを出して、害作用があることを認めました。

がん、ダウン症、骨折etc.アメリカで死亡診断書をもとにしたがんの正確な統計があるので、それと水道水のフッ素化の有無を比較したところ、臓器がんを50%増やすことが確定的です。口唇がん以外のほとんどのがんを増やします。

フッ素水を飲ませたラットの実験でもがんがでました。するとフッ素によるがんを否定する論文が10ぐらい出てくる。どこからか指令が出ているようですが、それらは全部インチキです。

発がん作用としては、他の要因と結びついてがんを増やすプロモーターの作用です。

フッ素はダウン症の子どもを60%ぐらい増やしています。ダウン症は自然に取り入れるフッ素によっても起こりますが、それは生きるためにやむをえないことで、わざわざ水に入れて増やすことはありません。

何十年も水道に入れておきながら、今頃になって、「母性毒性の研究不十分」と言っています。また、老人骨折を25%増やします。血中に毒性のフッ素イオンが入ると、大事なカルシウムを使ってフッ化カルシウムにして無毒化します。カルシウムは手足の骨から持ってくるので骨折しやすくなります。

さらに、フッ素が脳をやっつける、知能程度を下げるらしいことがわかってきました。アルミと同じです。水道のごみをとるためのアルミニウム製剤とフッ素を結合したら、脳の中に入りやすくなります。

出産の減少、寿命が短くなるというデータもあります。子どもの永久歯が出にくくなるので、他の骨の発育にも影響しているのではないかと思われます。

水道水のフッ素化を阻止しようフッ素は食べ物からも入ってきます。欧米では0.5mg、日本では1.5mgです。日本では余計にとっているのだから、水道に入れるわけにはいきません。

広州では食べ物から3mg以上も摂っていたので子どもがほとんど斑状歯になりました。魚の骨や皮、お茶の葉などに多く含まれています。

水道に入れると、それを使った食べ物からも入るので2〜2.5倍も体内に入ってきます。

日本では水に入れなくても、0.3ppmぐらいすでに含まれています。水道の水質基準は0.8ppmで、高過ぎます。宝塚などでは0.6ppmでも斑状歯が出ました。

フッ素は安全ということで、歯磨き剤にも入れ、フッ素洗浄、錠剤などにどんどん入れています。

フッ素洗口は9,000ppmにもなっ て、歯が溶けます。これはWHO(世界保健機関)では原則禁止ですが、日本ではそれを無視してやっています。

WHOはアメリカの傀儡(かいらい)で、フッ素化をおしつけようとして、反対するのは無学なバカな連中だと報告書に書きましたが、どちらがパカだったのか。

ローマは水道の鉛管の鉛中毒で滅びましたが、アメリカはフッ素の水道で滅びるのではないでしょうか。アメリカが21世紀に批判されるのは、原爆、枯葉剤、フッ素の3つだと思います。

推進派が使っている日本の平均虫歯本数は3.1というデータは古いもので、今はもっと減っています。外国では軽度のものは換算していないのを適用すると、さらに30%減ります。そうすると、日本は世界的に少ない部類に入ります。日本の虫歯が多いという根拠は統計上のインチキなデータによるものです。予防歯科の人たちは、フッ素がだめなら行き場がなくなるので、いろいろなデータを無視して、水道水のフッ素化を進めようとしています。

学校の水道は、教育委員会の判断だけで入れられる恐れがあるので危険です。今の自由公政権では水道水フッ素化が通ってしまう恐れがあります。そんな動きが出てきたら、全国的な運動を起こしますので、その時はよろしくお願いします。

虫歯予防は、物を食べた時、口をすすぐか歯を磨くことと、正しい食生活をする。それだけで十分減らせます。ただ1、2本以下に減らすのはかなりむずかしいようです。「フッ素は避けがたい迷惑」で、少ないほどいいというのが結論です。

update:2004年 7月 5日 (月)