悪性コレステロールを減らしてHDL善玉コレステロールを増やす食べ物、方法

運動すると善玉コレステロールが増える。

二種類のコレステロール

(1) 血管壁にとりついて内部に浸入するもの、LDLコレステロール。

(2) それを除去するもの、HDLコレステロール。

魚をとるとよい。魚にはHDLコレステロールが多い。背中の青い魚。
植物油、植物繊維にもHDLコレステロールが多い。

血液中に脂肪がだぶつくと動脈硬化の原因となる。
脂肪(コレステロール、中性脂肪、リン脂質、遊離脂肪酸)は細胞膜やエネルギー源として使われるが、余ると皮下脂肪になる。それ以上の脂肪は動脈硬化の原因になる。 原因 肥満、高血圧、たばこ 経過 (1) 血液中にコレステロールや中性脂肪が異常に増える。 (2) 血管の内皮がストレスやたばこの一酸化炭素などで傷ついたところに、余分な脂肪が浸入。 (3) 内皮が修復されても脂肪がとどまるため、血管の内径が狭くなる。それが繰り返されると内壁が石灰化し硬化する。

動脈硬化はLDL(低比重リボタンパク)が酸化することで変成LDL=悪玉コレステロールになり、これをマイクロファージが食べる。しかしこれ以上食べられなくなるとマイクロファージが破裂し、血管に詰まる。

コレステロール値を下げる食品

大豆、ゴマ、トウモロコシ、ビタミンE、
青色の魚(ぶり、いわし、さば、さんま)、魚介類、野菜。くだもの。

生のたまねぎは善玉コレステロールHDLの比率を上げるが、生でないと効果はない。

大豆系統も善玉コレステロールHDLの比率を上げる。

海藻(昆布、わかめ、ノリ、ひじきなど)の効能(1) 殺菌(2) 制ガン(3) 免疫の支援(4) 潰瘍を治す(5) コレステロール値低減(6) 血圧を下げる(7) 脳卒中予防(8) 血液粘度を下げる

イカ、タコはコレステロールが多めだが、悪玉コレステロールを下げるタウリンが含まれているので気にしすぎることはない。

卵はもっとも優秀なタンパク質を含み、ビタミンA,E、レシチン(脂肪を乳化)を含む
優秀な食品であるがコレステロールが多いので一日ひとつまで。と、言われていたが、一日25個も食べていて正常な人もいる。
実はコレステロールの吸収量は人により差がある。

 

動脈硬化とは血管の傷にコレステロールが付着して石灰化すること。血管細胞は四ヶ月でいれかわるので、タンパク質などを補給すれば四ヶ月で修復する。

ナイアシン ・以前はニコチン酸と呼ばれていたがニコチンとまぎらわしいのでナイアシンに変えられた。 ・コレステロール全体の値を下げ、善玉コレステロールを上げる。

カフェインは脳神経繊維のエネルギー源になるがコーヒーの飲み過ぎはいけない。コーヒーを毎日飲む人はコレステロール値が高い。二杯以上の飲む人は心臓病になる確率が高い。カフェインについてはこちら

 

【参考リンク】コレステロールの本
商品紹介
コレステロール関係の食品・楽天市場のケンコーコム