電力会社は電気事業法による「総括原価方式」という方式で料金を決めている。
以下の図のように、
料金=原価+報酬
ということだ。

原価には、発電所の経費、従業員の給与などが含まれる。
報酬は、原価に4.4%をかけ算したもの。
それらの合計を電気料金として国民全員が支払うことになる。
この4.4%固定ってのが問題。
これって、単純に経費が膨らめば膨らむほど報酬が大きくなりますよね。
たとえば同じ電力を発電できる2つの発電所があるとする。
ひとつは原価が100万円の安い発電所とすると、報酬は4.4万円しかない。
もうひとつは、原価が100億円という高コスト体質の発電所とすると、なんと4.4億円が報酬となる。
もし、あなたが電力会社の社長で、努力せずに儲けたいなら、どっちの発電所を作る???
ぜったい100億円の発電所だよね。しかもそれは合法だから誰も文句いわないしね〜
そのとき国民の電力料金は1万倍となるけどな〜( ̄∇ ̄;
でもそんなの関係ねぇ〜
自分たちの報酬が確保されてるからそんなの関係ねぇ〜
しかも、おかしなことに、
原価の中に従業員の給与がすでに含まれているのだ。
その上に報酬4.4%をかけ算するって二重取りじゃないの???
でもそんなの関係ねぇ〜
法律(電気事業法)で総括原価方式は決められているから
そんなの関係ねぇ〜
普通の民間企業ならば、利益を生み出すために必死でコストを削減する努力をするはず。
でも電力会社はどんなにコストがかかろうと、法律によってあらかじめ利益まで保証されているのです。
なので、今回の原発事故の賠償コストがいくら膨大になろうとも、それが原価に組み込めるなら賠償コストが膨大になればなるほど報酬が増えるのです。
そしてその増えた原価は結局、電力料金の値上げとなって国民が支払うのです。
これっておかしくない??
ふつうコストダウンに努力したからこその報酬であって、
コストが増えたら報酬が増えるって
なんやそれ??(-_-#)
電力会社が民間というのなら、なぜにここまで保護されるの??
こんなに保護されてる民間企業はないよ。
いっそ解体して公務員にしたらどうかな。
あるいは電気事業法の総括原価方式を廃止しないと。
なにか手を打たないと永遠に電力会社はコスト削減努力しないだろう。
気ぃつけなはれや〜 |