電子水
水分子はもともと弱い極性をもつ。その弱いプラスの部分に、電子を付加することでできる水。
電解水とはまたちがう。
電解水は、塩水を電気分解することで得られる。
バナナが値上がり傾向
干ばつでフィリピンからの輸入量が現象傾向
日本は2015年に約6,600万ケースのバナナを輸入。うち9割以上をフィリピン産が占めている。ファーマインドは現在、フィリピンのミンダナオ地方の全域から年間に数百万ケースを輸入しているほか、他社が日本に輸入した2,400万ケース相当のバナナの追熟加工も手掛ける。今後は、輸入・加工・流通・販売を一貫して手掛けるために、フィリピンから年間2,000万ケースを調達する。
日本バナナ輸入組合によると、フィリピン産バナナの昨年の輸入量はスミフルが1,845万ケース、ドールが1,565万ケース。ファーマインドが2,000万ケースを実現すれば、輸入シェアでトップに立つことになる。ファーマインドの広報担当者は、「当社がフィリピン政府と覚書を結んだことで、他社が調達量の積み上げに動くことも考えられる」と話す。
■他社や中国も輸入増へ
フィリピン産バナナの調達を巡っては、日本の輸入業者は価格で頭を悩ませている。輸入量はこのところ年間7,000万ケース前後で推移し、需要は安定している。その中で、9割超を占めるフィリピン産バナナが、干ばつや台風の影響によって減産傾向にある。東京都中央卸売市場の統計によると、バナナの卸売価格は昨年11月に1キロ130円だったのに対し、今年5月は186円と上昇している。
ドールを傘下に持つ伊藤忠商事は先週、約60億円を投じてミンダナオ地方のバナナ生産を拡大すると発表。20年までに年産能力を約85万トンへ引き上げ、価格の安定化を目指す。
一方、地元紙の報道によると、中国政府がこのほど、フィリピンの一部のバナナ輸出業者に発動していた輸入禁止措置を解除した。ファーマインドの担当者は、「フィリピンから中国への輸出量が増える可能性がある。そうなれば日本の輸入価格にも影響しかねない」と話し、今後の動きを注視する姿勢を示した。
2016.10
https://www.nna.jp/news/show/1525597
サプリメントとの組み合わせが良くない薬リスト
体によかれと思って飲むサプリメントが“逆効果”となるケースもある。この夏、『健康食品サプリメント 医薬品との相互作用事典2017─2018(日本医師会、薬剤師会、歯科医師会総監修)』を刊行した同文書院の代表で、一般社団法人日本健康食品・サプリメント情報センターの理事である宇野文博氏がいう。
「医薬品とサプリメントとを重複摂取すると、思いもよらない危険な作用が潜んでいることがあります。それなのに、患者さんは『自分の飲んでいるサプリはナチュラルで安全だ』と思い込んでいて、飲んでいることを医師や薬剤師に伝えないケースが多いのです」
では、いったいどんな組み合わせが危険なのか。宇野氏に具体例を挙げてもらった。
◆セサミンと降圧薬
ゴマに含まれるセサミンには、強い抗酸化作用を持ち生活習慣病の予防やアンチエイジングなどの効果が期待されていますが、血圧を低下させる可能性もある。つまり、降圧薬と併用すると予想以上に血圧を低下させてしまうおそれがあるのです。
該当する降圧薬には、カプトプリル、エナラプリルマレイン酸塩、ロサルタンカリウム、バルサルタン、ジルチアゼム塩酸塩、アムロジピンベシル酸塩、ヒドロクロロチアジド、フロセミドなど多数あります。
◆DHA(ドコサヘキサエン酸)と糖尿病治療薬
魚の脂肪に多く含まれ、中性脂肪やコレステロールの低下、動脈硬化予防などが期待されるDHA(ドコサヘキサエン酸)ですが、同時に血糖値を上昇させる可能性を秘めています。血糖値を低下させるために使用される糖尿病治療薬と併用すると効果を弱めてしまうおそれがあるので、血糖値を注意深く監視する必要があります。
場合によっては糖尿病治療薬の服用量を調節する必要があるかもしれません。 このような糖尿病治療薬には、グリメピリド、グリベンクラミド、インスリン、メトホルミン塩酸塩、ピオグリタゾン塩酸塩、Rosiglitazoneなどがあります。
◆EPA(エイコサペンタエン酸)と降圧薬
EPAも魚の脂肪に多く含まれる物質で、主に血液に働きかけ、血栓を防いで血流を潤滑にする効果が高いといわれていますが、血圧を下げる可能性が指摘されています。つまり、降圧薬と併用すると血圧が下がりすぎるおそれがあるのです。
降圧薬にはカプトプリル、エナラプリルマレイン酸塩、ロサルタンカリウム、バルサルタン、ジルチアゼム塩酸塩、アムロジピンベシル酸塩、ヒドロクロロチアジド、フロセミドなど数多くの種類があります。
◆コエンザイムQ10とワルファリンカリウム
美容にいいといわれるコエンザイムQ10は強力な抗酸化作用を持ち、動脈硬化の危険因子と言われるLDL(悪玉)コレステロールの抑制や、生活習慣病の予防が期待されます。しかし、血液凝固を促進する可能があり、慢性心不全などの患者に処方されるワルファリンカリウムという薬の血液凝固の抑制効果を弱めてしまうおそれが指摘されています。
◆葉酸と抗てんかん薬
葉酸は妊娠期に欠かせないことがわかり、最近注目されている水溶性ビタミンB群の一種です。動脈硬化性疾患の危険因子を抑制する効果も期待されているのですが、てんかんのけいれん発作に対して用いられる薬の分解を促進してしまうことがあります。これらの服用時に葉酸を服用すると、けいれん発作を予防する効果が薄れてしまうおそれがあります。
このような抗てんかん薬には、ホスフェニトインナトリウム水和物(抗てんかん薬・ヒダントイン系薬)、プリミドン(抗てんかん薬・バルビツール酸系薬)などがあります。
◆ギャバ(GABA)と降圧薬
チョコレートやココアの原料であるカカオに含まれているGABA(ギャバ)。正式名称は「ガンマ−アミノ酪酸」といい、哺乳類の中枢神経系において主要な情報伝達化学物質です。不安軽減、痛み緩和、痙攣予防、鎮静効果を持つ可能性があるとされています。
ただ、血圧を下げる可能性もあるので、降圧薬と併用すると効果が増強され血圧が下がりすぎるおそれがあるのです。対象となる降圧薬にはカプトプリル、エナラプリルマレイン酸塩、ロサルタンカリウム、バルサルタン、ジルチアゼム塩酸塩、アムロジピンベシル酸塩、ヒドロクロロチアジド、フロセミドなどが挙げられます。
◆ローヤルゼリーとワルファリンカリウム
豊富な栄養素を含み、5大栄養素(ビタミン、ミネラル、タンパク質、糖、脂質)をバランスよく摂取することができるローヤルゼリー。アンチエイジング、疲労回復など様々な効能が期待されていますが、血液凝固を抑制するワルファリンカリウムの作用を増強することがあります。ワルファリンカリウムを服用しているときに、ローヤルゼリーを摂取すると青あざ(紫斑)の発生や出血の可能性が高まります。
◆カロテン(ベータカロテン)と脂質異常症治療薬
緑黄色野菜に多く含まれ、夜盲症の予防、美肌などの効果が期待されるベータカロテン。それを含んだサプリも多いですが、ビタミンC、セレン、ビタミンEなどと摂取すると、ある種の脂質異常症治療薬の効果を弱めると考えられています。該当する脂質異常症治療薬としては、アトルバスタチンカルシウム水和物、フルバスタチンナトリウム、Lovastatin、プラバスタチンナトリウムなどがあります。
◆ナットウキナーゼと抗血栓薬(抗凝固薬/抗血小板薬)
納豆のネバネバ部分に含まれるタンパク質分解酵素・ナットウキナーゼ。血管の壁にできる血栓を排除し、血液の流れをサラサラにするといわれ、心筋梗塞、脳梗塞、生活習慣病の予防などといった効果が期待されています。血液凝固を抑制する作用があると考えられているので、抗血栓薬を服用中に摂取すると、紫斑や出血が現れる可能性が高くなってしまいます。
◆アルギニンと降圧薬
ウナギやニンニクに含まれ、精力剤としても使われているアルギニンには免疫力強化、筋肉増強などが期待されています。ただ、血圧を低下させる働きがみられ、降圧薬と併用すると血圧が下がりすぎる可能性があります。該当する降圧薬にはカプトプリル、エナラプリルマレイン酸塩、ロサルタンカリウム、バルサルタン、ジルチアゼム塩酸塩、アムロジピンベシル酸塩、ヒドロクロロチアジド、フロセミドなどの種類があります。
https://news.biglobe.ne.jp/trend/0903/sgk_170903_5886364539.html
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