2007.12
無農薬だからアレルギーになりやすいというレポート
以下より抜粋です
http://www.jacom.or.jp/series/shir158/shir158n07112206.html
無農薬栽培リンゴでアレルゲンが増大
森山達哉近畿大学農学部講師は、「作物は、病害に感染したり害虫に食害されるとアレルゲンとなりうるPR−Pの発現を誘導させることから、その結果としてアレルゲン性が増大すると考えられる。であれば、農薬を適正に使用するなどの方法で病害虫による被害から守ってやればその作物のアレルゲン性の増大を妨げることができるのではないか」という仮説をたて、それを実証するためにリンゴで実験を行った。
それは、リンゴ(王林)を(1)慣行防除、(2)一部省略防除、(3)防除なし(無農薬栽培)という3通りの栽培方法で栽培し、それぞれから得られたリンゴのアレルゲン性を、3名のリンゴアレルギー患者(花粉症も併発)の血清を使って調べた。
栽培されたリンゴは、慣行防除では感染などの被害がまったくみられずきれいなリンゴが収穫できた。一部省略防除では、一部に少量の感染被害があったが概ね良好な状態だった。無農薬栽培では、黒星病やすす斑病などの病害被害を強く受けた。
これらのリンゴからタンパク質を抽出してウエスタンブロッティングという方法で患者血清IgEが結合するタンパク質(アレルゲンの候補となる)を検出し、その反応を調べた。その結果、図2のように農薬によって適正に防除したリンゴに比べて、無農薬栽培のリンゴではアレルゲン性が増大することが分かった。
つまり、無農薬栽培されたリンゴは、多くの病害による被害を受け、その結果、植物が病害に抵抗する目的で多くのPR−Pを発現、そのPR−P類が野菜・果物アレルゲンとなり、患者血清による反応が増加したと考えられるという。
森山講師は、リンゴの果皮にすす斑病菌を接種して人工的に軽微な被害を与えアレルゲン性が増大するかどうかという実験も行った。その結果でもアレルゲン性が増大することが確認され、「改めて防除の重要性が認識された」という。
静電気の対策は簡単
ドアノブに触る前にコンクリートや木の壁などにタッチするだけ。
その他、タイヤも電気を通します。
静電気は木、紙、コンクリート、タイヤでも導電します。
タイヤは炭素を含むので通る。
静電気は1万ボルトほどの高電圧なので通るのです。
しかしプラスチック、ゴム、ガラスはダメ。
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