薬の飲み方、保存方法 | |||||||||
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●薬の飲み方 最悪なのは、水なしで飲むこと。食道にへばりついて潰瘍を起こすことがある。 ●薬の保存方法 化学物質である薬は、保存状態が悪いと変化を受けやすく、効果のうえにも悪影響を与える。とくに、高温多湿時の薬の保管には十分な注意が必要。薬の効果を十分に発揮させ、かつ安全に服薬するためには、薬に適した保管をすることが大切。病院や薬局でもらう薬で、とくに注意を要するものには、その指示を薬袋に記載したり、印刷した用紙を入れるなどしてあるので、必ず守りましょう。 主な薬剤の保存時における注意事項 1.散剤、錠剤、カプセル剤:梅雨時期、夏期は、湿気を防ぐために、フタの閉まる缶に乾燥剤を入れるか、冷蔵庫に保管する。とくに健胃散、漢方薬などの散剤は、固形化しやすいので注意。 2.水剤:直射日光をさけ、冷蔵庫に保管する。また、凍結させると性状の変化するものがあるから、冷凍庫内での保管はさける。ただし、鉄剤のシロップ等はラベルに表示してあるように、暗所に保管する(冷蔵庫に入れると固まる)。水薬のカップ、水薬瓶の口などは、細菌汚染を受けやすいので、常に清潔に保つこと。 3.点眼剤:使用中の点眼剤は細菌で汚染されやすく、また、錠付点眼薬で溶解済みのものは薬効が下がるので、冷蔵庫に保管する。 4.坐剤:夏期は比較的溶けやすいのでなるべく涼しい所に保管する。 5.インスリン注射剤:凍結をさけ冷蔵庫に保存する。また、携帯時はなるべく温度が上がらないようにする |
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