タンパク質の一種で、皮膚、骨、軟骨、腱、血管壁などの主成分。
コラーゲンとカルシウムが合体して骨ができる。
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<--体内でのコラーゲンの蓄積量は20代がもっとも多く、40代になると半分になる。
体内で合成できないので食事で補う必要がある。 |
●コラーゲン不足になると
肌がかさつく、髪の毛が細くなる、抜け毛が増える、膝などの間接に水がたまる、骨が弱くなる、動脈硬化の可能性が増える
●一日必要量は5g
食事だけでは3.5gしかとれない。プロテインなどで補充すること。
またコラーゲンだけではだめ。コラーゲンの合成にはビタミンC、鉄が必要。一緒に摂ること。
●コラーゲンは、体の全タンパク質の30%も占めている。コラーゲンは40才までに半減する。ということは、積極的に食事で摂らないと外傷、障害が増える。
●コラーゲンI型とII型
コラーゲンI型は、筋の皮膜、腱、じん帯、骨を構成する。
コラーゲンII型は、軟骨、眼のガラス体をつくる。
●ゼラチンは骨などから溶けだしたコラーゲンである。
●トレーニングとコラーゲンの関係
トレーニング後の72時間後に、コラーゲンがたくさん合成される。
●関節の痛み、リウマチとコラーゲン
免疫系統が自分の軟骨のコラーゲンII型を異物と誤認識して抗体を作ると激しい炎症を起こす。この結果として間接が痛む。これがリウマチである。
また、トレーニングや運動による関節の炎症も、リウマチとよく似た一種の免疫反応が引き起こしているという可能性もある。
一方、体には、口からの食物(腸から吸収するもの)には抗体を作らないというしくみがある。
このことを利用して、食物としてコラーゲンII型を食べると、抗体反応が弱まると期待できる。これにより、コラーゲンを食べることにより、関節炎やリウマチを改善できると期待される。