名テニスコーチのジムレーヤ氏の本
【メンタルタフネスの本】 は、テニスだけでなく人生にも応用できる名著です。
いくつか抜粋
ストレスはエネルギーを消費することを意味する。回復はエネルギーを取り戻すことだ。ストレスと回復を繰り返してタフネスを身につけることができる。
ストレスがないのはタフになることではない。過度のストレスもタフになる要件ではない。その人にとって適切なストレスと回復がバランスすることでタフになれる。
感情の面で、柔軟に受けとめ、良い反応を示し、情熱を込めて行動し、ミスしても立ち直りがはやい。これがタフネスの本質。
だれもが個人の問題と戦っているのだ。どんな実業家でも学生でもスポーツ選手でも、みんな個人の問題と直面しているのだ。
自分の状況をほかのことに結びつけてさらに複雑にしない。
意志の力で相手を圧倒する
・柔軟性/ストレスの下でも、ユーモア、喜び、楽しみ、負けん気をふるい起こすことが出来る。感情のバランスをとることができるので、創造力や問題解決能力を持続できる。
・反応力/競争状態でもその場の状況を把握して、すばやく反応できる。内向的になったりぼんやりすることもない。
・強靭性/プレッシャーの下でも情熱的であること。
・弾力性/ミスしてもすぐに回復する力。
・ほとんどすべての状態で笑えるということは、あなたは感情的をコントロールできるということである。
危機から自分がなにを感じたいのか考えて表現する・わたしはこれを乗り切れる・わたしは強くなる・わたしはあきらめない・わたしなら絶対できる
もっと広く見る・まだ健康だ・また来年は来る
ネガティブな思考は決して目標達成に役立たない。適切な思考とは、あなたを力づける考えを受け入れると言うことだ。ポジティブな思考に置き換えてしまうこと。
タフに生きるための7つの心得
(1) 毎日肉体的と感情的なトレーニングをする
(2) 回復も毎日行う
(3)できるだけ規則正しい生活をする(人生をコントロールしている自信につながる)
(4) ストレスの時はそれにポジティブな意味を与える
(5) ストレスの危険信号(疲労、無気力、自己非難)があるときは回復を心がける
(6) 大きなストレスの時はスポーツや会話で気分転換する
(7)食事、水分、睡眠は十分にとる。
・回復のすすめ・90-120ごとに10-20分の休憩をとる。
・簡単にうたたねできる習慣をつける。
・夜は10-12時までに就寝し朝6-8時に起きる。
・軽めで健康によい食事
・水をたくさん飲むこと
・ストレスと回復のサイクルを考えて行動する・
テニスの勝敗を決める85%の時間はポイントとポイントの間の時間なのだ。
この25秒の間にトッププレーヤーは、まえのポイントのストレスに対して、ポジティブな感情を使ってうまく回復し、理想的な精神状態に持ちこむ。
疲労、やる気のなさは、ストレスの過剰オーバートレーニングまたはアンダートレーニングを意味する。
楽しさが一番の答え。楽しさはストレスと回復のバランスの尺度である。楽しむ気持ちが減ってきたら注意信号。ストレスからの回復を考えること。
試合の時の規則
(1) 絶対に弱さを外に見せない。
(2) 絶対にネガティブな話をしない
(3) 絶対にぐちをこぼさない
(4) ポジティブに考える
(5) いつもエネルギッシュで自信をもっているように見せる
(6) ミスをしたあとは思考と行動の決まったやり方にしたがう。
精神と肉体の鍛錬は関連している。肉体をトレーニングできる人は精神もトレーニングできる。
タフな思考
・わたしはあきらめない
・わたしは自分を責めない
・わたしはいつも準備を整えている
・わたしはユーモアで対処できる
・弱さを外に見せない
よりエネルギッシュに思考する。熱狂的に考える。こんなすばらしい状況はない。
なによりあなたは「勝てる人」だ。失敗してもすばやく立ち直り、ミスから学び、もっとタフになってくる人だ。
勝負に怒りは禁物だ。厳しい局面になるとかえって足を引っ張る。
儀式が成功を呼ぶ
儀式は気持ちの切り替えによい。ストレスと回復の交互のリズムの切り替えのために使える。
ひとは怒ったり、緊張したり、怖がったり、心配しているときは実力を発揮できない。
反対に、冷静、リラックス、自信、集中、解放感などの前向きな感情のときに最高のパフォーマンスを発揮できる。
・注意力が高いのは正午前後
・肉体の運動能力が高まるのは午後5時ごろ。
・一番眠くないのは午後6から9時。
・頭がはっきりしているのは午前中の早いうち。
・繰り返し作業は午後3-5時がよい。
・論理、分析、思考力は12時前後。
・昼寝は午後2時から4時がよい。
・痛みをかんじにくいのは午前中の早いうち。
典型的なストレスとその対処方法
(1)世界中を敵に回した感じのとき。
力強く現状を打破するイメージを一日中もちつづけてこう考える。「これは一時的なものだ。わたしはがんばれる。状況をひっくりかえすことができる。ストレスなんてへっちゃらだ。」
(2)恐怖に押しつぶされそうだ。
チャレンジしていくイメージを強く持つ。こう考える「わたしはここにいたい。これがやりたいのだ。プレッシャーが好きだ。すべてが楽しい」
(3)瀬戸際に追いつめられた。
希望、楽観、前向きな闘争心をイメージして「現実を見るんだ。情熱と確信をもって本当の答えを見つけよう」
(4)やる気がおこらずネガティブだ。
苦労せずに、すんなりとことが運ぶイメージをもとう。「きょうを乗り越えればいつだってうまくやれる。わたしはできる。」
(5)昇進はわたしのはずなのに会社はそう思っていないらしい。
静かな自信と自分への強い信頼のイメージをもち「わたしは決して負けない。わたしは価値のある人間だ。会社もそのうちわかる」
(6)エネルギー不足なかんじがする。
その場でジャンプしてみよう。エネルギーにあふれて生き生きしているようにしよう。こうありたいという自分を体で表してみよう。
(7)プレッシャーが最高潮で、実力を発揮しないといけない。
今、この状態を楽しんでいることを、体と表情で思いっきりしめそう。胸を張り、頭を高くかかげ、なにがあっても楽しく、闘争心と情熱と落ち着きを体でしめすこと。