筋トレ、スポーツ、疲労回復に関係する物質
■アルギニン
筋肉を増強するためにも、損傷した筋肉を修復するためにも成長ホルモンは不可欠です。アルギニンはこの成長ホルモンの分泌を促す大切なアミノ酸です。アルギニンを摂ることによって、筋たんぱくの合成が促進されます。またアルギニンには、血管拡張効果や免疫増強作用もあり、BCAA、グルタミンとともに、アミノ酸サプリメントの主役と考えられています。
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■BCAA,グルタミン酸
BCAAやグルタミンなどのアミノ酸サプリメントは、筋肉の合成促進、分解抑制、免疫力増強などの役割分担(生理活性機能)がはっきりとしているので、アスリートの競技力向上に効果的です。
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■ロイシン
ロイシンは、必須アミノ酸の一つで、肝機能の円滑化や筋肉の強化などの効果があります。幅広い食品に含まれている為、あまり不足するものではありません。
ロイシンには、肝臓の機能を強化させる効果のほか、筋肉をつくのを助けて、さらに筋肉をうしなわせないようにする効果があります。疲れやすく体調を整えたい方におすすめできる栄養素の一つです。
ロイシンを多く含む食品
ロイシンは、レバー、あじ、牛乳、とうもろこし、牛肉、大豆、ほうれんそう、小麦粉、米などの幅広い食品に含まれているアミノ酸です。ただし、ロイシンばかりを過剰に摂取しても他のアミノ酸の摂取量が少ないときちんと働いてくれませんので、過剰摂取する必要はありません。
ロイシン摂取が向いているタイプ
1. 疲れやすい方
2. 体調を整えたい方
3. 免疫力を強化したい方
4. 筋肉をつけたい方
5. 肝機能を強化したい方
ロイシン摂取が向いていないタイプ
1. ロイシン摂取が向いていない方はいません。
■グルタミン酸
グルタミン酸は体内では脳の機能を妨げるアンモニアを排出する働きがあり、統合失調症や認知症の治療などにも好結果が見られています。
ただし、化学調味料等で私たちはグルタミン酸を過剰摂取している状態に近いです。グルタミン酸の過剰摂取が続くと神経の高ぶり、神経症、幻覚、手足のしびれなどの症状が報告された例があるように適正量の利用にとどめましょう。
グルタミン酸を多く含む食品
グルタミン酸は海藻、大豆、アーモンド、ごまなどに多く含まれています。脳機能の向上などを目的にグルタミン酸を摂取しようと言う場合は、わかめや昆布といった天然の食材から摂取するようにしましょう。
グルタミン酸摂取が向いているタイプ
1. 腫瘍の治療などを受けた方
2. 脳障害などの治療を受けた方
3. アルコール依存症の方
4. スポーツで筋肉作りをされている方
グルタミン酸摂取が向いていないタイプ
1. インスタントの食事が多い方
2. ファーストフードをよく利用する方
■デキストリン
デキストリン (dextrin) は、数個のα-グルコースがグリコシド結合によって重合した物質の総称で、かつては糊精(こせい)とも呼ばれた。食物繊維の一種であり、デンプンの加水分解により得られる。多糖に分類され、デンプンとマルトースの中間にあたる。
■MBP
MBPは、牛乳や母乳に含まれる、微量のタンパク質のこと。
MBPは、骨をつくる骨芽細胞を増やし、骨を壊す破骨細胞のはたらきを調節する
いくらカルシウムをしっかり摂っても、肝心の骨をつくる力が弱っていては、カルシウムは骨に付きません。
MBPは骨にカルシウムを取り込みやすくし、同時に骨からカルシウムが過剰に溶け出すのを抑えます。その結果、骨は元気で健康な状態に維持されます。
骨も強化できるMBPを含むホエイプロテイン
【ホエイを含むプロテイン】
MBPは森永の登録商標です。 |