■SWFについて
■中国の動き
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djBVN4188.htmlから抜粋です。
「中国、大型株の選別に動く投資家
北京(ウォール・ストリート・ジャーナル)新高値更新の相次ぐ今年の中国の株式市場だが、投資家はバブルをめぐる警戒心を強めており、より選別的なスタンスに転じるようになっている。
この結果、相場は上昇し続けている。これは、投資家が指標指数の大半を占める大型株に資金を投じているためだ。こうした銘柄は、中国の株式市場の事情においては、安全で保守的な投資対象として投資信託や機関投資家に好まれている。
バブルをめぐる懸念が深まる一方、多くのアナリストは、中国の最大級の上場企業は依然として組み入れる余地があるとしており、比較的低リスクで妥当な利益をあげる位置につけているものと見ている。これらの企業には、エネルギー、通信、金属、不動産などのセクターにおける国有企業が多い。」
個人的には中国関連の投信は利益確定した。
日本にも応用できるとすれば、エネルギー、通信、金属、不動産などのセクターは比較的安全ということか。
■今後の動き
メリルリンチ社の中間決算で赤字報告がでて、ニューヨークダウが下げ、日本株も追従して下げましたが、その後は反発になっています。
これは、世界経済がクラッシュするというシナリオから回避できたことだと思います。
いまや中国、インド、BRICsの成長により欧米だけがマネーを握っているわけではなく、今回のサブプライム問題も、それら新興諸国の成長があるために、世界経済は全体としては減速しないということを確認しました。
日本企業の上期決算も好調なものが多いです。これもBRICs恩恵が大きいでしょう。
日本企業の牽引役は米国からBRICsへのシフトが進んでいる。輸出寄与度は毎年10%ずつ増えている。とりわけインド、中国の伸びが高い。
今後の中心セクターは、インフラの鉄鋼、海運、商社。そして意外に海外からの買いが入っている不動産。
■4月から9月の対米輸出が3年ぶりにマイナス。これは米国のサブプライム問題が消費に影響していることを裏付けた。
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