Home 投資トップ 今日の指標  鉄則・法則 月別注意点 統計と株価 投資の心構え ことわざ 投資用語

投資で日本の成長を応援しよう、投資は脳トレにもなる

トップ

本日の指数

テーマ別銘柄

ポートフォリオ

優待銘柄

権利付き最終日

よくあるパターン

マイルール

アノマリー

統計資料

投資のことわざ

投資関連の本

四季報

TIPS

投資用語

リンク

ビジネスマンにおすすめ

格安出張

おすすめ温泉

24時間ゴルフ予約OK
バーゲン品の市場

2007.08

CO2排出・単価

1トン2000円前後か。

070825:来週の見通し

先週は、先々週の大下落のほぼ半分戻しになった。

気になるのがW底の方向に行くかどうか。来週の早々にも調整入りかもしれない。

サブプライム問題については各国の対応で落ち着きを取り戻しているが全容は解明されていない。

日経平均が25日線で頭打ちとすると16750円前後で一旦もみ合うと予測している。

さらにサブプライムの解消支払いは9月。このときに破綻するヘッジファンドが続出となれば世界同時株安となる。

いまのリバウンドは台風の目の中の無風状態なのかもしれない。

ここ三ヶ月のチャートで25日線がデッドクロスしてない銘柄をピックアップ

ここひと月での大暴落は2月のチャイナショック以来のものでした。

ほとんどの銘柄は25日線が50日線を割り込んで、いわゆるデッドクロスを形成しています。

たとえば↓コマツ。BRICsに輸出好調でここのところ右肩上がりの人気銘柄ですが、さすがに今回の下げがきつかったようで25日線(緑)が50日線(紫)を割り込んでデッドクロスを形成しています。堅調だった三菱重工も同様です↓↓↓

これらの傾向はここ最近の人気の鉄鋼、機械、商社でも見て取れます。

しかし、この厳しい環境のなかでもデッドクロスしていない元気な銘柄もあるのです。

それはなにを意味するかというと今回の下げについても平均よりも下げが少なく反発が早かったということです。

いくつかピックアップしました。緑が25日線、紫が50日線です。

・任天堂

あいかわらず最強の任天堂です。日本だけでなく、DS, Wiiはアジア、ヨーロッパにも敵無しです。25日線は50日線の上をずっとキープ。先週、急激に円高に振ったときにストップ安に傾いたにもかかわらず、その後の戻りは急テンポ。楽天証券では目標株価10万円とか。盤石といったところです。

5333日本碍子

ガイシ世界一に加えて、いま注目の環境銘柄。排ガス用ハニカムでも注目。

9110新和海運

海運は今後も順調と言われています。海運株のなかでも9101郵船は25日線が50日線にタッチするところまできていましたが、ここの新和海運は依然として25日線が高いところにいます。

6367ダイキン

エアコンが新興諸国のインフラに欠かせません。さらに温暖化はエアコン需要を喚起します。ここは25日線が下向きにすらなっていません。強い。

・・・第二グループ・・・25日線が下向きにはなったが25日線と50日線にまだ距離がある。

6502東芝

原発がらみでも欠かせない銘柄。

・・・第三グループ・・・25日線が50日線より下だが、上向いているもの

8175ベスト電器

ヤマダ電機による買収の思惑がある。

サブプライムローン問題のおさらい

サブプライムローンは、低金利でスタートする住宅ローン。これが3年目から支払い金利が10%ぐらいに増えることで返済できないケースが増えてきた。通常、このケースでは住宅ローン会社の損失で収まる。

しかし今回はそのローンがすでに証券化された商品として国を越えて多数の投資家の間に広まっていた。さらに単独の証券ではなく、さまざまな金融商品の一部として組み込まれていた。

このためローンの焦げ付きの影響がどこまで広がるのか誰にも見えなくなったことで、疑心暗鬼の不安懸念が広まり、株安そして為替トレードの手じまいや巻き戻しによる円高となった。

16日ではなく翌日の17日が底だった。

16日が大底と思ったら翌日さらに下げた。16日の下ヒゲはダマシだった。

この誤算の引き金は大きな円高。ドル相場は114円台に突入、ユーロも155円台になった。

この株安からの円高という連鎖は2月にもあったこと。うっかりしていた。

そして株は、急激な円高により輸出の利益が目減りするとの懸念から大幅にまた売られることになった。

しかしこの水準はファンダメンタルもテクニカルも無関係なパニック状態だった。

8月16日大底の日

きょうが大底の理由

・TOPIX25日線との乖離率10%まで下げた。
過去には10%の下げは04年5/17、06年6/8があるのみ。

・総合乖離率が30%に達した。通常の底は25%まで。

・高値からの下押し率がフィボナッチの76.4%の最大下げまで達した。
通常は61.8%で大底。

・日経平均のPERが17まで低下した。

・仮需が7兆円と低い水準。

・大きく下げて三空を形成した。

テクニカル的にはたくさんの大底のサインになっている。

さらに日本株はM&Aバブルでもなく、仮需も低く、配当利回りが1.2%で短期金利0.5%を上回っている。

これらから日本株の買い安心感は強い。


海外ヘッジファンドの解約が8月15日まで
国内ヘッジファンドは30日までなので
月末までは上値が重いが9月からは上昇トレンドに入るだろう。

中国、預金準備率を引き上げ。これは消費者物価指数が目標の3%以上になったため、資金の流動性を抑えようとのこと。過熱気味の中国だがいけるところまで少なくともオリンピックの2008年ぐらいまではつづくだろう。その後も上海万博もある。

UAEでは今年のインフレ率が9%。特に経済政策はとっていないように見える。

世界経済のGDP全体のうちBRICsが45%を占めている。